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今度の兼次展は教会特集!

今回で三回目を迎えた多摩美術大学美術館今井兼次展
講演会とレセプションのご案内を頂いたので行ってきました。

今回は戦後の教会建築にスポットをあてた展示で、
講演もそれに沿ったキリスト教思想からくる精神性に重点を置いた内容。
個人的には前橋工科大学の石川先生が兼次の作品としては知名度の低い
鎌倉の訪問童貞会修道院の聖堂を大きく取り上げられていたのが嬉しかったです。

また、世田谷区内には兼次が設計した聖堂が二つあるのですが、
洗足男子カルメル会修道院聖堂カトリック成城教会
どちらも真摯な姿勢が込められた素晴らしい建築であることを改めて教えられました。

レセプションの会場でドリンクのサーブをしてくれた方々の胸に「実習生」の札が。
美術関係ではこの手のレセプションは珍しくないから、
学芸員の資格を取るコースの学生さんなんかがお手伝いして下さっているのか知らん?
大学が現場を持つことの可能性を上手く活かしているように思えました。
会場では環境建築の一人者である建築家のHさんと久々にお会いし、
帰りの電車もご一緒させていただいて色々お話を伺えてのも楽しかったです。

会期は今月23日までなのでお早めに。
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