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それでも紙媒体が好き

一昨日K市をネタにしたBLOGを書いたら速攻でバチが当たり、
市役所某部署に申請していた件に関して再度丁寧なご指摘を頂戴してしまった。

さて、さっそく読んでみました、ペヨトル興亡史。
(「ペヨトル工房興亡史」ではなくて工房と工房をかけて「ペヨトル興亡史」なのね)

スタートが出版をやめるに至った話で、結構痛切感があります。

ペヨトル興亡史―ボクが出版をやめたわけペヨトル興亡史―ボクが出版をやめたわけ
今野 裕一

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当方「夜想」よりは「Wave」の方が馴染深かったかな、
何れにせよ個性的な出版社、と言う程度の認識だったんだけど、ちょっと理解が足りなかった。
出版だけでなくイベントの企画、プロデュースなどジャンル横断的な活動をしていたのですねぇ。
坂本龍一のカセットブック「アベック・ピアノ」もここの企画だったとは。
まぁ、バブル前って景気悪いと言われていたハズだけど、こうしてみると結構面白い時代だったんだ。

あと、当時の一大文化牽引役、セゾングループ系との具体的な関係も始めて知りました。
トレヴィルやリブロポートと違って直接の資本関係があった訳ではなく、
あくまでパートナーとして組んでいたのね。

それにしてもリブロも青山ブックセンターも無い今(リブロはあるけど)
いったいどこの本屋に行けばいいのかしらん。
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