2002年『春が来た』NHK金曜時代劇全6回
仲代達也(元同心・仮名 太郎平)西田さん(元お庭番・仮名 次郎平)
ひょんなことから、現役を引退した60過ぎと60に近い、二人の男が、荒れ寺で共同生活をすることになる
太郎平は入水自殺を図ろうとした元盗賊の女(南野陽子)と色々あるが夫婦になる
しかし、盗賊が取り方の知るところなり、処刑されてしまう
一方、将軍側室の警護にあたっていた次郎平は側室の死後、お役ごめんとなり、太郎平と共同生活を始めるが、そんな中知り合った大店の後家(万田久子)が側室と瓜二つであり、思いを寄せていた側室への叶わぬ思いを、後家に重ねる
しかし、この二人にも、後家の父親に深い恨みを抱く御家人まさによって、後家は切られてしまい、添い遂げることが叶わない
民放と違い、NHKの時代劇って、結構クールっていうか、シビアっていうか、ハッピーエンドでは、なかなか終わらせてくれない
仲代さんと西田さんの軽妙なやり取りとは、うらはらにズンと胸に残る作品である
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