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ご冥福を

2009-11-11 12:39:26 | 西田敏行

森繁久弥さんが10日、96歳でなくなられました

森繁久弥さんに私個人としての思い入れはないのですが、

ファンである西田敏行さんにとっては、とても大切な方だと思っている

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の「テヴィエ」役を19年間演じ、

初演は67年で単独主演上演900回という記録を達成されています

で、その後を3代目として、引き継いだのが西田敏行さんなんですね

以前、ある番組で西田さんがおっしゃってましたが、

1976年(耕史さんが生まれた年ですね)~1977年(西田さん29歳)

「三男三女婿一匹」で森繁久弥さんと共演、泉ピン子さんと夫婦役でしたが

台本を覚えて行っても、台本にないことばかりを森繁さんが二人に振られる

「覚えて行っても、意味ないじゃん」と覚えて行かないことにしたと

そのときのエピソードを話されていました

しかし、良い意味で二人をいじってくれ、とても勉強になったとも言われていました

実力のある役者だと見抜かれたからの、森繁さんの愛あるいじくりだった

のだと思います

当然現在の西田さんの実力と位置をご覧になれば、森繁さんの目に狂いがなかったと思います

毎週日曜日、NHKラジオ第一のPM10:15~10:45『新日曜名作座』に

2008年から語りで、竹下景子さんと二人でされています

以前、ブログにも掲載しましたが

これも50年にわたり「日曜名作座」として森繁さんと、加藤道子さんのコン

ビで続けられていたが二人の高齢化で2003年以降は再放送されていた

西田さんも出演には、いろんな意味で、ずいぶん迷われたとおっしゃっていました

声だけで何人者の声分けをして演じるわけですから、大変です

西田さんの深みのある声は耳心地がよく、引き込まれてしまいます

後は、西田さんにも森繁さんのように、健康に気をつけて、長生きをしていただきたいものです

『新日曜名作座』への意気込みにも「命ある限り、この仕事にまい進して

まいりたい」とおっしゃっていましたしね

 

 

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