主人の病名は・・IgG4関連疾患・・という全身に反応する病気で、主人の場合は
胆管と膵臓に反応したのだという、医師の説明だった
IgG4関連疾患とは・・・
全身諸臓器に発生する可能性があり、全診療科の臨床医に周知が必要であるにも関わらず、
当該疾患の認知度は低く、既存の疾患と混同されたり、原因不明疾患として取り扱われてきた。
さらに、IgG4関連疾患は適切な治療を行えばコントロール良好の疾患であるにも関わらず、
臓器癌や血液悪性疾患と間違われ治療されてきた可能性がある
本疾患はステロイド治療で劇的な改善が認められるため、適切な診断と治療指針の確立が重要である
何しろ黄疸が出たとき主人を診察し、市民病院へ紹介状を書いた、近所のプチ総合病院の医師に、
その後風邪をひき、たまたま私がかかった時、その医師で、色々と話しをし、終わりごろ私に
きっぱりと「ご主人はおそらく膵臓癌だ、それもかなり進行している」と言われましたからね
この言葉に私は打ちのめされ、覚悟を決めなければと思ったものだ
市民病院の医師から癌ではないと言われても、今だに素直に信じられず、誤診かもという
気が拭い去れないでいる私と違い素直な主人は、素直に治療に専念している
実際やるきゃないわけだけれど・・・
そんな今日この頃、癌かもしれないと思って人生観が変わったかを聞いてみた
私も45歳の時、癌を告知され、私の場合は実際に癌だったらしいが、色々と
思うところがあった、転移による再発にも怯えなければならず、確かにその後の
人生観が変わり始めたなぁ~
あるときの事、目安としてだけど、60歳まで生きられるかなぁ~と思っていて
60歳になったとき、ある集まりで言葉の前後はあるけど「私もう60なんですよ」と
言ったところ、70歳ぐらいの人に「そんとに言いんさんな、70のわしはどうするん?!」と
たしなめられたことがある
その人は大病をしたことがない人だったから、私の言った意味を誤解したのだと思うけど
私は何しろネガティブなので、もう我慢しない、言いたいことも言う、したいことも別にないし
人生を半ば投げてしまったような感じになった
しかし、主人は違った「人に良いことをする、怒らないようにする」って言うのです
私からすると「信じらんな~い」ですが、その理由を聞くと「良い自分を覚えていてもらいたいから」
だそうだ
へぇぇぇぇ~そういう考えって、私の中には露ほども有馬温泉だっもので、茫然としてしまった
癌の恐れを知った齢にも理由があるかもしれないけど・・・
こうも受け取り方が違うんだなと、痛感した
私など二度も癌告知されたが、良い考えの人になるどころか、そんな運命に腹を立てて
くそぉぉぉー! そっち(って、どっちかわかりませんが)がその気なら、こっちにも考えが
あるから(どんな考えか知りませんが)などと反抗的な私に変貌したようです、アイタタタ
もし、私が癌の告知をされたら・・・
考えてみましたが、まずは 身の回りの整理をして~ なんてくだらないことを考えてみましたが 実際に告知されたらどんな気持ちなのかなんて想像ができませんでした。
自分が何を考え、どうするのか 自分の性格だったら・・・ 一番分かってないのが自分のような気もします。
コメント、長いなぁ~
ご主人の支えになって、治療に専念してください。一緒に元気でないとね。
約1か月後、又1週間(5/11~17)検査入院を
しないといけないのですけどね
薬の効き目と胆管にいれているチューブを
取り出すかどうかなどを見るそうです
自分の時とは違い、主人の時はありとあらゆる
色んな事が次々とうかびましたよ
この家で一人で暮らすんだ・・・とか、年金が
自分の分だけになるなぁ~・・・とか、もう二人で
ウォークが出来ないんだ・・・とか、ドライブも
外食も・・・庭の草木はどうなるんだろう・・・とか
まさに秒刻みで現実的なことから、心のこととか
が飛び去ってはまためぐり・・・となりました
今考えると、自分のことばっかりですね
なんと薄情な妻であることか・・
ひねくれものの私は他人を思うのは、それが自分にとって
気持いい事だからと思いますけどね。
l
どちらにしてもそんな事は、大した事じゃない。
大事な事は、さすが亭主運がよかったと言われるすばらしい御主人だと言うこと。
これは実にうらやましい。男が言うのも変だけど。
妻が亡くなった時、神仏に対して「なんであんないい人間を、いい女を殺したんや!ちゃんと人間みきわめろ、ドアホ。ちゃんと仕事せんか、寝とんか、おまえらは!」みたいに荒れ狂ってました。ははは。
でも今でもそう思ってます。神仏なんかに頼ってたらえらい目にあう、オレオレ詐欺どころちゃうで・・と。
「我、神仏を尊び、神仏を頼らず」は宮本武蔵の神仏観ですが、私は「神仏は相手にせず」です。ははは。
強い自分が、すべてを解決すると思います。
反対に、主人が私みたいだったらきっと
軽蔑するでしょうね
ほんとにそうでなかってよかっと思うけど
どうしてそんな考えになれるのか、ドラマの
中じゃ~有馬温泉です、私には・・・
ん・・・ってことは、主人に軽蔑されてるかも
しれませんね、
まぁ~業が深いとあきらめてます
私も一応「浄土真宗」ではありますが、無神論者
に近いものがあります
今回最初に膵臓がんかもと臭わされた時
リチャードさんと同じに思いましたよ
運十年間あれだけお願いをしてきたのに
この仕打ちかい
私が何を悪いことをしたよ
一体どういう了見よってね・・・
主人の場合だけではないけど、なんの罪もないのに
殺されたりひどい目にあわされた人の事を
テレビで見るたび腹がたっていました
リチャードさんと同じに考えたということは
ひょっとして私、強いのかなぁ~?
自分では弱すぎてどうしょうもないって
ず~と思ってましたけど・・・