第16番札所【洞春寺】
14世紀中頃から約200年間大内氏の本拠地だった山口市
今も尚大内文化の面影を色濃く残す街であり、大内氏の文化遺産が
たくさん残されている中心的存在がこの【洞春寺】
しかし、大内氏滅亡後、この地を支配した毛利元就の菩提寺となる
中門 本堂
本堂には紀州犬がつながれていて昼寝をしていたが、私達の姿を見てむっくり起き
じ~と見ていたその側に「噛みつきます」の手書き看板あり、ビックリだわ
住職に聞いたところ、賽銭泥棒防止のために飼い始めたらしく、今では
有名になっているとか・・へぇぇ~
【香山墓所】毛利元就の菩提寺への階段と饅頭型に盛られた墓所が3つ並んでいた
【洞春寺】のすぐそばの【瑠璃光寺】へ
境内は香山公園、こちらも大内氏全盛期の文化を伝える寺であった
大内氏の重臣で会った陶弘房氏(多々良氏)の死後、夫人が弔うため1471年に建立
当初は【安養寺】と言われていたが、1492年に【瑠璃光寺】と改名
その後1604年に毛利輝元が香積寺を萩に引寺したため、1690年
跡地に移転し、現在の【瑠璃光寺】となった
【国宝】大内文化の最高傑作 1442年頃建立(遠目より)
屋外の五重塔としては10番目の古さで、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺
と並び、日本の三名塔の一つにあげられるとのこと 高さ 31.2m
(近寄って)朱塗りの色彩色豊かな五重塔も良いけど、木そのものの持つ美
年月を重ねた何とも言えない重厚な美 必要以上に自己主張せず、約580年
静かに立ち続けている美 うっとり
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