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中国三十三観音霊場~第16番札所・番外

2018-03-26 07:30:00 | 神社仏閣

第16番札所【洞春寺】

14世紀中頃から約200年間大内氏の本拠地だった山口市

今も尚大内文化の面影を色濃く残す街であり、大内氏の文化遺産が

たくさん残されている中心的存在がこの【洞春寺】

しかし、大内氏滅亡後、この地を支配した毛利元就の菩提寺となる

 

   

中門                         本堂

本堂には紀州犬がつながれていて昼寝をしていたが、私達の姿を見てむっくり起き

じ~と見ていたその側に「噛みつきます」の手書き看板あり、ビックリだわ

住職に聞いたところ、賽銭泥棒防止のために飼い始めたらしく、今では

有名になっているとか・・へぇぇ~

 

 【香山墓所】毛利元就の菩提寺への階段と饅頭型に盛られた墓所が3つ並んでいた

 

【洞春寺】のすぐそばの【瑠璃光寺】へ

境内は香山公園こちらも大内氏全盛期の文化を伝える寺であった

 

大内氏の重臣で会った陶弘房氏(多々良氏)の死後、夫人が弔うため1471年に建立

当初は【安養寺】と言われていたが、1492年に【瑠璃光寺】と改名

その後1604年に毛利輝元が香積寺を萩に引寺したため、1690年

跡地に移転し、現在の【瑠璃光寺】となった

【国宝】大内文化の最高傑作 1442年頃建立(遠目より)

屋外の五重塔としては10番目の古さで、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺

と並び、日本の三名塔の一つにあげられるとのこと 高さ 31.2m

(近寄って)朱塗りの色彩色豊かな五重塔も良いけど、木そのものの持つ美

年月を重ねた何とも言えない重厚な美 必要以上に自己主張せず、約580年

静かに立ち続けている美  うっとり

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