茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

矢車菊

2020-05-07 18:25:00 | 花を愉しむ


お花のメモをしようと思ったのに、
三日坊主になってしまった。

ふと花の図鑑もあるのに、なんでこんなことをしているのかな、と進退両難。

立夏が過ぎれば、一気に百花繚乱の季節へ。

なかでも、この矢車菊(やぐるまぎく)がなんとなく目に止まる存在。

ドイツ🇩🇪の国花らしい。
薄ピンク、えんじ色もあるけれど、この青紫色が、一番気品よく高貴な佇まいに思える。

中国語名も矢車菊(shi che ju)と書く。






香港蘭

2020-05-06 18:51:00 | 花を愉しむ
生まれたときから実家にあった
異国風の花器。
母から譲り受けた。

やつれの美、
枯れかかったバウヒニアの花を一輪。

バウヒニアは香港原産、
香港の市花🇭🇰としても知られ、
香港蘭の俗名も。
中国語名 紅花羊蹄甲(hong hua yang ti jia)

虫喰いに悪戯された
羊のひづめのような葉っぱも
なんと美しい。

写真 2020.1撮影

ナズナ(薺菜)

2020-04-21 15:53:00 | 花を愉しむ



ほろ苦さを思わせる早春の山菜ナズナも、
穀雨を過ぎると
実を孕み
ハート型に❤︎
タンポポの花と生けてみた。



買物の帰りに、路傍のナズナが白い花を咲いた
七草がゆの一つとして知られるナズナは、
故郷でも早春に親しまれる山菜の一つ。
性質 涼、淡
味 甘

地べたに這うように成長するナズナは、「ペンペン草」との愛称も。
来年の早春 ナズナの葉がまだ柔らかいうちに、故郷の味を再現してみようと




ムスカリ

2020-04-12 15:35:00 | 花を愉しむ


近くの空き地が野花天国。
地味な小花も、よく見ると、密かに可愛い。

沢山ある種類の中、癒しのブルーが目を引く。ブドウのような壺状の花を鈴なりに咲かせる。

中国語名 葡萄风信子(pu2tao2feng1xin4zi)

同色系の花と、数種類寄せ合わせすれば、キュートな寄せ植物ができる。
異色系の鮮やかな花一種とのコントラストも、もしかして良さそう。
小さな土器に、間隔を開け球根ごと土に、埋めることにしてみようかなぁ。
きっと部屋をパッと明るくしてくれる。

と想像を膨らませていた。

アセビ(馬酔木)

2020-04-12 14:45:00 | 花を愉しむ


日本原産。
春になると、白やピンクの房状の花が、沢山垂れ下がるように、壮観に咲かせる。

馬に食べさせたところ、馬が酔い足になえた、中に死に至る馬もいた。そこから、「アシビ」という言葉がうまれた。漢字の馬酔木(「アセビ」)の由来となった。

万葉集にも歌われる馬酔木の花言葉は、「あなたと二人で旅にでたい」

中国語名 馬醉木(ma3 zui4 mu4)
根、茎、葉に有毒とされ、観賞植物として育てることをおすすめしない。