サモワールと呼ばれるティーサーバー。この日は、エスニックなロシア茶文化、サモワールを体験してきました。
サモワールの上に載せてあるティーポットから、カップに紅茶を注ぎます。サモワールの下についている蛇口からお湯を足していきます。
このジャムのことをロシアではヴァーレニエと呼び、普通のジャムと区別しているそうです。ロシア人のマネをして、アルコール度数四十度のウォッカを垂らして食べてみました。
ロシア料理の前菜をイメージしたプレートです。見た目が美しく、味も美味しいです。
赤いビーツとコリアンダーを一番上に載せた何層もあるサラダは、参加者全員で作りました。これには、ちょっと変わった名があります。
毛皮のコートを着たニシンのサラダ
遠い昔、中国から飛び立った紅茶。その伝播ルートは、歴史言語学の視点からでも検証できます。ロシア、トルコ、ペルシャ経由の陸路ルートの語源は、中国広東語のchaでした。一方、イギリス、フランス、イタリア経由の海路ルートの語源は、福建語のtayでした。いわゆる紅茶のC文化圏とT文化圏と言われるものです。
サロンオーナーの多都子さんが、ベルリンのロシア街でサモワールを購入したという話しをされました。ベルリンのロシア移民の物語にまた深く興味をもった私でした。
中国茶からみたお茶のいとこ、はとこ。そこに広がる世界にも好奇心をそそられます。
主催者の皆さま、ご一緒の皆さま、どうもありがとうございました。有意義な時間を過ごすことができました。
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