初めての潮州 2016-09-11 19:38:41 | 街散策・旅行 鳳凰山の翌日、潮州市内を訪れました。 街の至る所、人々がのんびりと潮州式の茶淹れを楽しんでいました。 テーブルに囲む人が何人いても、茶池の上にある茶杯は聞いた通り、三つだけでした。 三人が先に飲んで、湯で温め直し、また次の三人に飲ませる方式。 高さに特徴のある潮州風炉。 ご対面できて嬉しいです。 伝統潮陽茶銚の写真は次見つけたいなーと思います。 伝統潮州工夫茶に欠かせない橄欖炭。 こちらでは比較的にお手頃の値段で買えます。 古い市井を散策。 市井の食も堪能できた旅でした。
初めての鳳凰山 2016-09-11 19:10:01 | 街散策・旅行 白露の日、ついに単そうの産地である鳳凰山を訪れた。 雲煙の向こうは、広がる鳳凰山の茶畑。 ひんやりとした空気に包まれ、思わぬ長袖一枚を羽織った。 突如風が吹いてきた。ハッキリ見えた烏崬村の彩門は、いきなりぼんやりとしかみえなくなった。この門は、お茶作りで裕福になった村人が、二年前の2014年に建てたもの。村人のおうちも、驚くほど立派な建物ばかり。 烏崬山の山頂の烏崬村は、早春にしか茶摘みしていない。 お茶作りで経済的に豊かになった茶農家は、麓にあった畑も茶畑に変えた。山頂と違って、麓は年に五-六回も収穫できる。味わいのより深い烏崬山頂の単そうを買い求めるには、識別できる知識や信頼できる人脈が必要だ。 その日出会った茶農家は、年配の方々ばかり。写真のおじいさんに誘われ、家までお邪魔した。自慢の鴨屎香を淹れてくれた。 単そう茶樹の幹に、至るところに苔がこびりついた。髭のような長い苔を発見した時、ついシャッターを押した。 ある疑問が生じた。 次の日は、潮州の街へ。