ここ一年、それぞれ違う製法でタリエンシスに出会いました。白茶、紅茶、そして一番最近はプーアルの生茶餅として。
あのカメリア シナンシスの近縁植物であるカメリア タリエンシス。
中国市場で野生茶として名乗り出ることが多いタリエンシス。ひそかにブームが起きているのかもしれない。
不思議なことに、どんなお茶として名乗り出ても、タリエンシスであることがすぐ識別できます。
特徴的な外形と色合い。
どんなふうに製茶されても、
特徴的な香りと風味がそのままにいきる。
原始林にそっと咲く野花のような優しさ、
その優しさに満ちた個性が私を魅了する。
今自分の中でとっても愛しい存在。
しかし、タリエンシスとたどり着くまでちょっとかかりました。
雲南出身の店主は、学問的なことは知りません。
野生茶としか答えられませんでした。
今回の調べでHOJOTEAさんの記事がとっても参考になりました。
http://hojotea.com/jp/posts-937/
最終的に茶学部の先生に確認できました。
ちなみに、タリエンシスの中国語は、「大理茶」という。
あの雲南の地名と同じ字です。