茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

烏欖炭

2017-12-28 20:41:21 | 日常

今日、2016.3.27自分がブログに書いた「人生は旅なり」の記事を読み直してみました。

あれから早くも一年九ヶ月が経ちました。

もう広州人になったかもと、
最近思うことがあります(笑)

広東語は相変わらずできませんけれど、
日本語を少しずつ忘れかけています...
内心怖いと思っています(笑)

暖かい冬が好き。
春、夏、秋、毎日汗かきするのも
苦手ではなくなりました。
むしろ汗かきの気持ち良さがスポーツした後にも似て、
意外と爽快なものになってきました〜(笑)

買い物はスマホで宅配、
乗り捨てシティレンタル自転車もスマホ、
財布代わりに、スマホと充電器さえ持ち歩けば、お出かけオーケーです。
日本も早くそうなってほしいなあと思います。

写真は、今自分の中で一番なホットアイテム 烏欖炭(からすたん)。中国語読みは、ウーランタン。
特殊なオリーブの種でできた炭。
伝統的潮州式工夫茶の火起こしに使われます。
無煙無臭なため、普通の部屋でも使用可能なんでしょう。
烏欖炭の火起こしを来年覚えたいですね。

今年も日本の友人が会いに来てくれました。

皆さま、良いお年をお迎えくださいませ〜。


潮州魂

2017-12-28 20:18:15 | 茶会・茶勉強会

潮州式工夫茶の第一人者で伝承人でもある陳再粦先生に、潮州式工夫茶の一連の流れを特別に講義して頂きました。
これほど綺麗な手つきで潮州式の飲杯回し(「滚杯」)する方が初めてです。
10煎以上淹れて頂いた单そう桂花香、
奥行きと余韻が最初から最後まで変わらぬものでした。


無煙無臭な烏欖炭で火を起こし
茶則の代わりに紙で茶葉を載せる

潮州式工夫茶のすべてが
理にあって素晴らしいです。


お宝ずくめの不二人文空間、
スペシャルな空間でした。
深圳を訪れる際、オススメです。

住所: 深圳市南山区招商街道蛇口花样年美年广場4棟101室

茶人の手を見つめて

2017-12-28 20:03:49 | 展示会・イベント

11月広州茶博会に続き、
12月は深セン茶博会に行ってきました。

茶博会に参加する企業は、どれもお金をかけています。完成度の高いブースも少なくありません。

その中、李曙韻氏が率いる茶家十職のブースは、抜きん出る存在でした。


視界的に省けるものは省きました。
余分な表情は要りません。
茶人の手を見つめて。

コンセプトは秀逸なものでした。
記憶に残るカットでした。