茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

パイ生地の甘くない月餅を懐かしく思ったひと時

2013-09-28 20:01:24 | 料理・点心・菓子
 中秋節がとっくに過ぎ、誰もが月餅のことを口にしなくなった今日、月餅のことを二、三話してもいいでしょうか。

 中国で育った私ですが、小さい頃は、食べ飽きたせいか、甘い月餅があまり好きではなかったのです。

 月餅と呼ばれるものの中、唯一好んで食べていたのは、パイ生地の甘くない月餅。それを食べれば、今まで甘い月餅の常識がきっと覆されるのでしょう。
 
 焼き立てのパイ生地に包まれたのは、香ばしいひき肉。中国語名は「鮮肉月餅」といいます。

 そもそも、月餅には、広式(広州式)と蘇式(蘇州式)があります。

 広式月餅とは、模様の型の中に生地を入れて、表面の皮に文字や模様をつけます。日本でもよく見られる月餅です。中味は、どれも甘いです。

 蘇式月餅とは、写真のような皮を重ねたパイ生地のような月餅です。蘇式月餅には、甘い月餅と甘くない月餅と分かれます。

 
 行列が出来る月餅も、やはり焼き立ての鮮肉月餅、いいですね。

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