
広州随一の中国茶空間「未名東方」がやむを得ず移転する可能性があると聞き、寝耳に水。
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どこか違う場所に移転され、オーナーのセンス溢れる室礼が再現できても、この場所のように、自然を取り込む平家づくりはもうないかもと思うと、とっても寂しくて思いました。
広州で中国茶を学ばれた日本の方々に、一度ここを紹介しておきたい。
オーナーと話し合い、一週間後に古琴演奏茶会を開催することに。
協力して頂いたKさん、Iさんが早速周囲に声かけてくれたおかげで、あっという間にお客様が集まりました。
お二人の人脈の力です。ありがとうございます。

古琴演奏「流水」を鑑賞した後、オーナーが丁寧に淹れてくれた茶を頂きました。丁寧に味わう日本のお客様の事を、オーナーはとっても感銘を受けたようです。最後にわずかしかない秘蔵二十年ものの大紅袍を特別に淹れてくださいました。
一杯の茶の力で、淹れ手もお客様も、互いに心の安らぎができた日だと感じました。

サロンスタッフお手製の豌豆黄(えんどう豆ケーキ)は、今までで一番美味しかったです。