KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

デパートでセール案内ティッシュを配っているのを見て・・・

2006年06月16日 05時11分25秒 | サービスコンサルタント
デパートのエスカレーター前で、セールの案内テッシュ配りをしていました。

中堅男性社員がエスカレーターに乗ろうとしていた女性にティッシュを渡して「ワコールのバーゲンをしていますのでよろしくお願いいたします」と声をかけていました。(ご存知のとおり、ワコールは女性の下着を販売している会社です)

僕がエスカレーターに乗ろうとしていたとき、店員さんはティッシュを配る仕事をしていないように振舞って僕がその配っている場所を通り過ぎるのを待っていました。

僕は「この行為がもったいない」と思います。

まず、デパートの社員(もしくはワコールの社員)という立場であれば、街のティッシュ配りのひとに比べて給料が高いはずです。
時間当たりのコストがどれくらいか計算してみるとよいでしょう。

最低でも3000円/時間のコストがかかっていると思われます。

その3000円/時間であれば、1時間で少なくとも3000円の利益を出さなければこの作業はムダになります。

そのため、このティッシュ配りは効果的に行わなければなりません。

僕に対して「この人は、女性ではないから女性の下着の販売促進をする必要がない」と判断してティッシュを配らなかったのでしょうが、本来はデパートに来たすべての人に、たとえば男性でもティッシュを配るべきなのです。

なぜなら、ほとんどの男性は、自分の近くに女性がいるからです。
奥さん・母親・娘などです。

ティッシュを家に持って帰ってテーブルに置いただけで、ワコールの販売促進ができるのです。

そこで、「あら、いまバーゲンなのね。行ってもいいかしら?」となるかもしれません。

とくにボーナスが控えているこの時期は、サイフの紐が緩みやすく販売促進効果が大きいです。

配っている人が自営業であれば、なんとかして利益を上げようとして一所懸命配るでしょう。「新しいの買ってあげたら喜びますよ」などカンタンなアプローチ話法などを駆使して。

また、もしこのティッシュを配っている人が女性だったら、僕にティッシュを配っていた気がします。

感覚でモノを言っていますが、女性ってこのような関連(男性の周りに女性がいる)を考えて販売促進の声かけをすると思います。女性って商売の感覚が天性で備わっているようです。

女性のお客様に対しても女性が配った方が効果があると思います。

「下着の販促ティッシュを男性に配られてもねぇ・・・。」こんな気分ではないですか。

女性の方、いかがでしょうか?

コメント
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