長崎に生まれ育った人の多くは、自転車に乗れません。
育った場所にもよりますが、一度も乗ったことがないという人も珍しくないです。
「自転車(ロードバイク)って、どんなところがいいのですか?」と聞かれたので、「オープンカーでドライブをしている感じがいいです」と答えました。
フルオープンで風を感じながら走るところが似ています。
自分の脚で進むので、達成感も味わえるところがプラスされます。
あと、「マニュアルのクルマに乗っている感じ」もいいです。
マニュアルトランスミッションが好きで、20代の前半はマニュアル車だったのですが、いまはオートマチックトランスミッションです。
ロードバイクに乗る以前は、「たまにはマニュアルのクルマに乗りたいな」と思っていましたが、いまではその欲求も薄れてきています。
ロードバイクで変速しまくっているからです。
長崎でのロードバイクライドでは、他の地域で乗っているときより変速の回数がかなり増えています。
坂が多いので、変速の重要性が高いのです。
軽くし過ぎると進まないですし、重くすると脚の力が削られていきます。
そのため最適ポイントを探すのに何度も変速する必要があります。
でも、マニュアル好きは、変速をすることも楽しい・・・。
そんなことで、ロードバイクはオープンカーのような解放感が魅力だということが、僕にとってのイチバンだったことが質問をされたことで自分自身が気づかされたという出来事でした。