昔からPCを使っている方ならご存知かと思いますが、ReadyBoost という機能があります。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
処理をするために一時的なデータをメインメモリで処理をしますが、メインメモリの容量を超えてしまった場合に、ハードディスクに保存をして、メインメモリの容量を空けるという仕組みがパソコンにあります。
そのハードディスクですが、処理速度が遅いため、パフォーマンスが低くなり、イライラする原因です。
そこで、メインメモリを増設しなくても、余っているUSBメモリやSDカードを使って、メインメモリの代役として使うことで、ハードディスクにアクセスしないで処理ができるようにする機能がReadyBoostです。
スペックの低いパソコンでは、その機能を使っていたのですが、ハードディスクにかえてSSDにしたところ、こんな表示がでていました。
SSDは高速なので、ReadyBoostの効果が発揮されないということで、利用ができないようになっています。
この機能を使うことで、もしかしたら、使わないより遅くなるということだと思います。
ということは、メモリを増設しなくても、ハードディスクをSSDに換装するだけで、かなりの効果が見込めるのではないかと思います。
メインメモリの代役としてSSDに書き込まれても、さほど遅く感じないという気がします。
もちろん、増設してしまった方がいいと思いますが、古いパソコンにあまりお金をかけたくないというのであれば、HDDをSSDに変更することを優先した方がいいと思います。
ReadyBoost、悲しいかな、過去の技術となってしまいました・・・・。