KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

翻訳の極意。

2011年06月20日 | 中華料理
時計台の順香で、S条くんと旧交を温めた。

「翻訳」の規準は「信・達・雅」だという。
とても興味深い。

「信」とは「忠実である」こと。
「達」とは「意味が理解される」こと。
「雅」とは「上品で優雅である」こと。

「品位ある翻訳」は、
もとの文章に「忠実で」
もとの文章の「意味が理解され」
もとの文章より「美しい」


美味しい餃子と
紹興酒で、時のたつのを忘れて飲みすぎた。

「信」とは「原作者」への尊敬。リスペクト。
「達」とは「読者、聴者」への思いやり。
「雅」とは「翻訳者」の誇り。

「信」とは「クライアント」への尊敬。
「達」とは「消費者」への思いやり。
「雅」とは「CM製作者」の誇り。

「信」とは「生産者」への尊敬。
「達」とは「私たち」への思い。
「雅」とは「中華調理人」の誇り。

生産者が心を込めた食材の素晴らしさを、
そのまま私たちへと伝える。上品に。優雅に。

「翻訳の極意」は
「広告の極意」であり
「中華料理の極意」でもあった。

すごく勉強になった。曲 健三
コメント
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