お盆に入って何かと忙しいです。
何やかやと動物病院通いが毎日の日課になってしまいました。
ゆんべは寝ずの仕事になってしまい、頭がもうろうとした朝を迎えました。
今日、火曜日はクラウスやベスと言った老犬達を運動場で鍛える?日です。
鍛えるのは気温の低い早朝です。でないとポンコツの乏しい体力が持ちません。
半分徹夜の状態で、老犬二頭とジョリーを連れて運動場へと向かいました。
元気者のジョリーにまとわりつかれて、始めからスタミナを失ってしまいました、トホホ。
色ずく、ウワミズザクラの実。
◇快眠快食快便、天上天下唯我独尊、ベスとクラウスの仲良し爺婆は今日もお元気でした。
◇二頭を移動する(車に乗せて)場合の注意点が幾つかあります。
以前元気な頃の二頭は、車に乗るのなんかお茶の子さいさいとばかりに、何処にでも身軽に飛び乗れたものでした。
が、今ではそれは出来ません。注意深く介助して、載せてあげなくてはいけません。もし、足を踏み外したり失敗をしてしまうと、車に乗
るのを嫌がる様になってしまうからです。
◇特に重い体重で、腰に問題を抱える(加齢性の)クラウスの介助は気を使います。今ではもう、殆ど抱っこして載せる様になってしまい
ました。
ルンルン、獲物はいないかな~。
◇年上ですがベスの方が遥かに元気があります。でも、最近は足を踏み外しそうになったり、やや危ない様子が目に付きます。
介助されるのを嫌がるベスですが、おだてて騙し騙し、牝にしては(婆さんにしては)大きな身体を半分抱える様にして車へ乗せます。
早晩抱っこしての時期が来るものと思われます。
◇運動場での二頭は、おおかたの時間を水入らずでのんびりと過ごします。
わを~ん、私が一番だよ~。
◇のんびり過ごさせてあげるのも良いのですが、老犬には老犬に見合った、ある種の「制限運動」を課すことが必要と少し意地悪なポン
コツは考えています。
二時間ほどのランでのひと時の中に、「トロットでのインターバル運動」や法面を利用しての「傾斜地の上り下り」などを行い、心肺機能
の低下やバランス感覚の維持に努めます。
これは、一緒に動くポンコツの方にも効果があるみたいです。
涼しい時間を見計らって、皆さんもどうぞお試しください、たぶん効果大ですよ~。
あへあへ、もうだめぇ~~。
◇お勤めを果たす事無く老いてしまうと、いわゆる「寝たきり」の老犬になり兼ねません。
最後まで四本の足で立てると言う事が犬にとってどれだけ幸せな事かは、はかり知れません。
今迄多くの老犬達を看とって思う事は、最後まで家族の一員としての誇りを持って生きて欲しいと言う事でしょうか。
リハビリ用の広場を望む。
◇テンジョウテンガユイガドクソンとは、お釈迦の言った言葉で「この世の中で、みんなそれぞれにお互い自分というのは、かけがえの
ない尊い存在であり、かけがいのない尊い命であるということ。」
精一杯生きて来た老犬達は、少しばかり自信を失いかけていますが、強い誇りに満ちて生きています。
ベスとクラウス、二頭の仲の良い老犬をみていると、お互いを労わり合っているのが良く判ります。
そして、人間から労わられる事も良く判っていて、素直に受け入れてくれます、、、。
※みていて感じる事、労わるより労わられたいと強く思っているのは、断然ベス(牝)の方ですね~。何ででしょうかぁ、、、、。
◆昨日の記事の中で、「制限運動」の事を書いていますが、ヒジョーに判りづらいとの指摘を受けました。
簡単に説明する能力の無さを恥じているポンコツですが、今後の記事の中で少しづつ判り易く説明して行こうと考えています。
どうぞ、気長に、根気良くお付き合いくださることをお願い申し上げます。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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