ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ もう三日経っちゃいましたね~日曜日・・・

2010年01月03日 | トリプルスターの日常


今朝も、大きな月が、丁度西の空に沈む頃(6時)に、元気なワン達の一日が始まりました。 
時間の経つのは早いもので、三が日も最後の日、のんびりしていても、うかうかしてはいられませんね~。


      
◇晴れていた空も、曇りがちの寒い一日になりました。
結構な北風も吹いて、じっとしていると身体がかじかむような陽気でしたね。
      
◇NHKラジオでは、大学(箱根)駅伝の模様が実況されていて、ついつい耳が奪われます。
何処の大学を応援するわけでもないのですが、選手は誰も離脱する事無く、全力を出し切って完走して欲しいものと思って聴
いていました。
      
◇きょう、運動場で一番最後まで遊んでいたのは、ハリージョリーの変な親子でした。
      
◇ポンコツは、寒くなるとてきめんに膝が痛くなるので、事務所のストーブ(灯油)をメラメラと目一杯燃やして、ソファーに寝っ転
がっていました、、、。
      
◇4時半、息を切らして遊び続けるジョリーとハリーをなだめすかして収納し、給水をした後に運動場の掃除をしました。
噛み千切られた木の枝や、強風で飛んできた杉っ葉があっちこっちに散らばって、膝の痛さを堪えながらの厄介な仕事で今日
一日は締め括りとなりました、、、。
      
◇北風の中、お散歩中の近所のおばさんと、健康そうな二頭の犬達。(午後二時頃)
この辺(吉見町○○地区)では、殆どと言って良い程、各家庭で犬を飼っています。それも、半数は多頭飼いです。
引っ張り犬を殆ど見掛けませんので、皆さん飼い方が上手なのでしょう。
この辺を散歩する時には、出来るだけおとなしい犬を連れ回す事にしています。
結果、我が犬舎の犬達の評判は、非常に良いのです、、、。
      
◇運動場から北の空を眺めると、上越・東北国境に聳え立つ、至仏~平ヶ岳~燧ヶ岳~会津駒ヶ岳等などの超2000メートル
級の山々が輝いて見えました。こんな日は、ことの他寒い日になるのがお決まりなのです、、、。

◇↓名古屋に行ったラムちゃん。
施設周辺には、今年になって雪が積もったらしく、飼育担当のMちゃんに連れられてお散歩に出たそうです。
使役犬訓練センターでの生活にも慣れて、元気に新しい年を迎えてくれたそうです、ヤレヤレ安心しました。
      
◇美味しいお節料理も食べ終わって、いよいよ明日からは本格的にエンジンスタートですね。ミナサン頑張りましょう。
ポンコツにとっては、課題山積の2010年ですが、ひとつひとつ着実に消化していくように心掛けたい思いです。
何はともあれ、犬達にだけは負けない様にしなければなりません。
賽は投げられました。一日一日、着実に、前へ!進むのみです!!


◆「熊の肉の捌き方」に関してご要望がありましたので、ご参考までに別枠下段に写真(10枚)を載せますが、気の弱い方
ご覧にならない様に願います。


  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、のんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。


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熊のお肉
◆戴いた熊(月の輪熊)は、昨年初冬に関東地方の山で獲れたもので、冬眠前の脂の充分に乗った熊でした。
部位は、左脚大腿部で、重さは約7.5キログラムの塊でした。
       内股部分、右端が大腿骨骨頭。
○上の写真の右端が黒く変色していますが、此処の部分に被弾しています。(左腰を叩かれている⇒撃たれている)
先ず、乾いた布巾を何枚も使って表面の汚れを綺麗にします。
次に洋包丁を使って、脂肪の表面全体を出来る限り薄く削ぎます。(削いだものは、ボールにまとめて取り置く)
表面が綺麗な状態になったら(乳白色になる)、2センチ程度の厚みに脂身を削いでいきます。手際良くどんどん削ぎ取ります。
筋膜を傷付けない事と、1~2センチ厚の脂肪は必ず残す様に仕上げます。
下の写真(大腿部外側)、左端に丸く開いている穴が、弾の当った場所です。
       脂の厚さは、平均4センチ以上ありました。
熊の脂は有名な熊の胆同様、非常に貴重なものですから、大切に取り扱います。
脂は加熱して一旦溶かしてしまい、濾紙などを使って濾してから、取り出し易い広口瓶などに入れて、冷蔵庫で保管します。
贅沢には、この脂を使って天麩羅などをしますが、例え様のない位美味いものです。(決してくどくなく、軽い脂です。)
       ボールに採られた削ぎ切りの脂身。
◇内腿の部分の脂身は全て取り去ります。右の方、黒くなっている部分が弾に当って出血した部分です。
鉛玉の場合は、特に丁寧にえぐり取る様に、とり除きます。↓
       内側の筋肉をひらく。
◇大きな鉛の弾は、大腿骨骨頭下部に当って、大きく潰れて原形をとどめずに変形していました。
骨に当っている場合、破片が散っている場合があります。今回、小さな鉛の破片が二つ見つかりました。
       潰れて平らになってしまった弾。
◇取り出した鉛の弾は、硬い大腿骨を傷つけることなく、2センチ幅の扁平に潰れていました。
※フォールディングナイフ(GERBER)のブレード幅は、2.5センチ、長さは7.5センチあります。
       綺麗な枝肉の状態。
◇表面を綺麗にした後は、膝関節の少し上の部分で横に切り分けます。膝上(腿)と膝下(脛)に。
素晴らしい脂が大腿部外側に、二段になって付いているのが判ります。
       美味そうですが、生食は不可。
◇主にフォールディングナイフを使って、筋肉を骨から外します。
膝関節は素晴らしいコンディションでした。
ついつい解剖学的に関節を覗いてしまい、解剖用のメスが有ればな~などと考えてしまって、苦笑がこぼれます。
       野牛(バイソン)の肉の様です。
◇左下のボールには、内股部分の脂肪の粗方と関節周囲の筋などが、右下のボールには大腿部外側の脂肪の表層部分と
鉛に冒された筋肉の部分がとりおかれています。
脂身はすぐに容器に移され熱せられて、溶け出した油とコラーゲンを含んだ部分とに分けられます。
コラーゲンの部分と筋や肉片は、圧力釜で煮溶かし、主にワン達の副食物として適宜与えられます。
      
◇筋肉を外された、下から、大腿骨~脛骨~腓骨。
(左)大腿骨の長さは、約40センチ。三本の骨の重さは約600グラムでした。
つまり、筋肉と脂の部分が約7キロ有った事になりますね~。
      
◇お肉は四つに分けられ、其々ガーゼで整えられてから、ラップとキッチンペーパーに包まれ、更に熟成用と冷凍用とに分けら
れて、冷蔵庫(タッパー)に仕舞われました。
残された脂身(上質)の処理や、骨や筋の処理が終わってから、ゆっくりと食べ方の幾つかを考えてみることになります。
※ポンコツの手には、冬になってそう酷くはない赤切れが何箇所か、出来ていました。
今回、熊の肉を捌き終わって、なんとすっかり治ってしまいました!
何回手を洗っても、不思議と皮膚に浸透した脂は抜けず、キーボードを叩くのにも(脂が付いて)苦労する位なのです。
かと言って、飼育動物の様なネットリとした脂では無くサラッとしていますから、俎板や包丁を洗うのは非常に楽でした。
と言うところで、熊(肉の)の話は終わります。


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コメント
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