ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 続・内視鏡の話し~日曜日・・・

2010年01月17日 | トリプルスターの日常


きょうも良く晴れました。
犬達のコンディションは上向きで、快調に過ごしています。
やや不調(いたって不調に近い)なのは、ポンコツだけのようです。
どうも、先週中のリハビリに失敗(オーバーワーク)したのかもしれません。
痛めた膝の周囲全体が腫れてパンパンになっています。
座っての仕事が長いせいか、午後になるほどひどくなるようです。
とうぜん、(痛みさえも伴って)曲げることも伸ばすことにも、難儀な状態になってしまいます。
「急いては事をし損じる」の諺が、ピッタリとはまり込んでしまったようです、、、慚愧に堪えません!
犬をリハビリしている時には、抑える側の立場から、オーバーワークにだけはならないように気を付けているのですが、
自分のこととなると、過信や慢心が、すぐに顔を覗かせてしまうようですね~反省しています。
そして、やや風邪気味なのか身体自体も重く、気持ちも落ち込み気味です。


◇昼を過ぎて、ハリー達を連れて荒川の河川敷に行き少しの時間気晴らしさせて(解放して)あげました。
ポンコツも気晴らしです、、、、、。
今年はめっきりと、鴨や雉などを見掛けません。
日曜日とあって、最近はハンター達も出控えるのか、葦の原っぱや幾つかある沼の周辺は静かなものでした。
      
◇水に入るのが好きなハリーは、隙あらば雲隠れして沼に入ろうと虎視眈々と狙っていますから、気が許せません。
       去年、ハリーは半矢の鴨を
      咥えてきてくれました。今年は駄目な様です~。
◇ソーニャやジャックらは傍を離れたがらず、追い払うのに苦労します。
鬱陶しいのですが、手綱さばきは楽なもので、よぼよぼのポンコツがヨタヨタ歩くにはとても助かりました。
       何かを掘っています?
◇昨日とはうって変わり、風の無い静かな夕暮でした。
遊ぶ時間が長かったせいか、ケネルワークも終わる頃にはすっかり暗く、寒くなってしまいました。
膝や風邪気味の身体には良くないことなのでしょうが、犬達の喜ぶ姿をながめていると、たわいない遊びもついつい制限を超え
てしまいます。
       秩父連山に沈む夕日
◇夕食は、豚の頭の付け根の部分の肉(ブッチャー達はバックと呼ぶ)を使ったカレーライスでした。
非常にコクがあって極旨の出来でした。
満足満足⇒本当は、夜に普通の人の食べるようなボリュームのご飯を食べてはいけないポンコツなのですが、きょうは日曜日
なので、とくべつに例外としました。
◇膝の周りに6枚ほどびっしりと湿布を貼ったせいか、冷え過ぎと匂いのせいで、寒気がして夜なべ仕事の手がすすみません。
K子さんが何処かで仕入れてくれた「しょうがはちみつ」なるものをいただいてみました。
何となく古臭い生姜の味がして、別の蜂蜜をたっぷり足して、二杯をたて続けに飲んでしまいました。じわっと汗が出ました!
以前、ブログ「うきうき日和 日々のこと」で、ぶ~ちゃんのオーナーさんが紹介していた「しょうが液」なるものも取り寄せて見
たいのですが実現していません、多分こいつ(しょうがはちみつ)よりは美味しいのではないかと、ふと思いだしてしまいました。
とにかく、生姜は身体に良いそうですよ。
       スプーンは、ハーゲンダッツに
      ついてくるやつで、もうだいぶたまっています。とても使いやすいので捨てられません。ケチなんでしょうか?
◇身体の中でも、とくに膝に効く特効薬ってないのでしょうか?
貼ったり、塗ったり、すり込んだりといったたぐいの薬はいっぱいあるのですが、どれが良く効くのかが判りませんね~。
飲んで確実に効くようなものがあれば、犬達にも使えますものね~。
       夕焼けの富士山
◇「内視鏡の話し」が昨日のブログのタイトルでした。
しかし、さっぱり「内視鏡」に関しての話なんて書いて無くて、「どう言う事」って質問(ほとんど文句)が来てしまいました。
スイマセンでした。
      
◇ほとんどの皆さんが既に「内視鏡」に関しては良くご存じのことと思います。
でも、それを開発したのが日本人なのだと言うことまでは、知らなかった人も多いのではないでしょうか?
吉村 昭 著「わたしの流儀」というエッセイ集に、『ノーベル賞』という文章が載っています。
氏は心臓移植の小説を書く目的で、調査のため南アフリカの国立病院に行ったとき、そこの外科医から、ずらりと並んだ内視
鏡は日本人の手によって創造されたものであるという説明を聞き、初めてそのことを知ったと書いています。
とき平成十年(本の初版は平成十年に刊行されている)、今から28年前のことになると言っていますから、現在からは40年前
のことになるのでしょうか?
そのことが契機となってか後に氏は、「光る壁画」と題する、胃カメラ開発の小説を書いています。
『開発者は東大分院の若い医師宇治達郎、オリンパス光学の杉浦睦夫、深海正治の三氏で、終戦後の物資の乏しい時期に
苦心の末、胃カメラとして完成させたのである。
胃カメラに改良を加えた内視鏡は、世界の医学界に不可欠のものになっている。
検診のみならず治療の分野にまで使用されていて、たしかにそれは、はかり知れない多くの人々の生命を救っている。
これこそノーベル賞に値するものなのだが、なぜかそれは無視され、その偉大な功績を顕彰する気配は全くない。
三氏のうち健在なのは深海氏のみで、私は大いに不満なのである。』  「ノーベル賞」より


◇いまポンコツを診て下さっているお医者さんは、半月板(外側)が切れているのと、前十字靭帯の部分断裂が確認されるの
で、早目に内視鏡による手術をしなくてはいけないと仰っています。但し、痛みや不具合が完全によくなるというものではないと
いうことも、、、。
どうしたものか?「思案投げ首」といった状態で いるわけなんですね、、、そのうちによくなってくれればメッケモンなんですが、、、。
◇さて、人間同様に犬の場合も、膝の故障を訴える患犬は非常に多いのだそうです。
数年前までは手術の前に「関節内を診断するすべがなく、また手術も難しく、術後の経過も良くない傾向があったため、消極的
な診断を下さざろう得なかった」という事を聞いています。
(その頃から欧米では積極的に内視鏡が使われていて、診察や手術に大きな貢献をしていて、現在にいたっています。)
今は日本においても、人間の場合同様に、関節鏡の普及が著しく、それを使った診察や手術が犬の大小に限らず、沢山行わ
れています。(小はチワワーから、大はグレートデンの様な巨大犬まで)
但し、現場では全てがうまくはこんでいるかというと、そうでもないということも沢山あると聞いています。
犬の大小に限らず、関節の中に関節鏡を入れられないような事態も多くあるそうで、獣医師の益々の研鑽が求められる分野の
ようにも思えます。
数年前にイギリスのある有名な犬が、膝を損傷しました。
前十字靭帯損傷と半月板損傷の診断が下され、すぐに内視鏡による手術が行われて手術は成功しました。
患犬は、翌日には普通に(ポンコツの目にはそう見えた)走ったりしていました。目の当たりにそれを見たポンコツは、唖然!
少し跛行はしていましたが、運動機能は全く問題なく見えました。膝の内側と外側に三か所小さな傷跡があり、それぞれ一か所
が簡単に縫合されていました。
帰国後数ヵ月後にその犬は身ごもり、確か6頭の子を産んだ筈です。
日本との大きな違い(動物治療)として感じたことがありました。
日本のように手術前に、肢全体の毛が刈られ、なおかつ剃られているということはなかったです。
内視鏡を挿入する穴の周りをほんの僅かに剃ってあるような状態にありました。
完全に拳上してしまっている患犬が、内視鏡の手術だけで翌日には普通に歩くことができたのには驚きでした。
被毛は目立って不細工な状態になく、術後の患犬に変な痛々しさは全くありませんでした。
動物を扱う獣医さんの認識の問題なのでしょうが、動物病院の様子ともあわせて、お国柄の違いを見たおもいがしましたですね。
◆ご参考になれば、、、、↓
関節鏡とは=「双愛整形外科」のサイト・「成尾整形外科」のサイト・「船橋整形外科病院」のサイト・Dr.M.TAKEのサイト・
    運動器オンラインなどに判り易く書かれています。
内視鏡とは=OLIMPUS
犬の場合・動物病院のサイトにとびます。関節鏡「東京動物医療センター」・前十字靭帯断裂「やまぐちペットクリニック」


※おわびします
下書き状態のものをアップしてそのままになっていたようでした。
お知らせいただきました(ついにポンコツボケたのか?)奇特な読者様に感謝いたしますとともに、おわび申し上げます。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
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