ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

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☆☆☆ マイクロチップの装着~火曜日・・・

2010年01月26日 | トリプルスターの日常


徹夜明けとあって、朝の寒さが身にしみます。
いつもより30分ほど早めて朝の作業を行いました。
星がきらきら輝いていて、午前中から北風が吹いて寒くなりそうです。
作業終了後、レモンを連れて動物病院へ、、、今日はマイクロチップの装着の用事でした。
(ことしから、かねて考えていたように、ブリーディングした全ての個体にマイクロチップを埋め込むことにしました。)
いろいろな理由があるのですが、一頭として悲しい運命に至らせないために、チョット痛いおもいを我慢して貰う事にしたわけ
なのです。


      
◇さてでは、マイクロチップとはいったいどんなものなのでしょうか?
『マイクロチップとは、RFID(Radio Frequency Identification)という無線技術を使ったごく小さな電子標識器具で、動物の個体識別
を行うために使用されます。
マイクロチップの中には、それぞれに固有の識別番号が記録されている小型集積回路(IC)とアンテナ(コイル)が封入されてい
ます。
それぞれのマイクロチップには唯一の番号が記録されていて、リーダーでこれらの番号を読み取ることにより動物の個体識別を
行います。
動物用に用いられている体内埋込型のマイクロチップは、生体内での拒絶反応を防ぐ為に生体適合ガラスに封入されています。
また、動物の運動による振動や重力によって体内を移動しないように生体適合ガラス表面を高分子でコーティングするなどいろ
いろな工夫がされているマイクロチップもあります。
大きさは、直径約2mm、長さ約12mmの両端が丸みを帯びた円筒形をしています。 その耐久性は30年以上といわれています
ので、ほとんどのペットでは一度注入すれば生涯にわたって機能します。』⇒マイクロチップドットコム記述より転載
      
◇今日レモンに装着して戴くチップは、「ライフチップリーダーバイオサーモ」というもので、大日本住友製薬株式会社が取り扱う
製造メーカー"Destron Fearing"(米国)のものでした。
          拡大写真です。直径2mm、長さ12.5mm、重さ90ミリグラム
◇針の太さや、はり先を見ると、、、、とても痛そうです。
      
◇装着前に、正しく読み取れるか否かをテストします。
読み取り機で、正しく読み取りができることを確認してから、装着の作業にとりかかります。
      
◇マイクロチップを挿入する部位は、頚部(左右の肩甲骨の中心部辺りです)が読み取り易い位置として一般的です。
      
◇皮下斜めに根元まで(太い)針を刺し込み、スライダーを移動させてチップを皮下に埋め込みます。
      
◇いかんせん普通の注射針に比べていささかブットイ(太い)針ですので、刺されるほうは痛いのではと、保定に力も入ります。
      
◇が、心配する事もなく、レモンちゃんはピクリともせず、ケロリとしたものでした。
多少出血がありますが、圧迫しているだけですぐに止まりますから心配ありません。
      
◇装着後すぐに、読み取り機で読み取り試験を行います。
正しく読み取れました、これでマイクロチップ埋め込み作業は全て完了です。
      
◇ことしからBVAでは、申請時マイクロチップの装着が義務付けられました。
正しい犬のブリーディングを考えた場合、今後日本でもマイクロチップの装着はもう義務付けられても良いと思うのですが、
認識~普及にはかなり時間がかかるかもしれませんね~。


 ◇『マイクロチップの注入⇒ペットにおけるマイクロチップの注入は1985年ごろからアメリカで、1990年ごろからヨーロッパで始
まりました。
日本においては1997年にペット用マイクロチップの販売が開始されましたが、当初マイクロチップの目的があまりよく知られてい
なかったこと、マイクロチップの規格やデータの管理方法も定まっていなかったことなどからせっかくマイクロチップを注入しても
有効的に利用することが難しく、普及はなかなか進みませんでした。
その後2004年に動物検疫制度の改正で日本に輸入される犬等についてマイクロチップ(ISO規格)の注入が義務化され、さらに
2005年には外来生物法の施行で特定外来生物の飼育にもマイクロチップ(ISO規格)の装着が義務化されるなど、行政でもマイ
クロチップを使用されるようになってきました。
2006年6月には改正動物愛護管理法が施行され、飼っている動物が自分のものであることを示すマイクロチップ、名札、脚環な
どの標識をつけることが推奨されるようになりました。また、2006年12月にはマイクロチップのデータベースがAIPOに統合され、
情報も管理されやすくなったことから、一気に普及が進みました。
現在のマイクロチップの普及について⇒現在では、マイクロチップ注入に関する費用の補助事業を行う地方自治体もあり、また、
ペットショップではマイクロチップを注入した子犬・子猫を販売するなど、マイクロチップは飛躍的に普及が進んできています。
マイクロチップをペット保険に利用するなど、従来はなかった目的での使用も進んできました。2009年3月現在、21万頭のペット
AIPOのマイクロチップデータベースに登録されています。
今後さらに普及が進み、すべてのペットにマイクロチップが装着されるようになれば、迷子のペットや飼育放棄されるペットがい
なくなる世の中にできるのかもしれません。

◇マイクロチップは「体内に埋め込まれた小さな迷子札」というわけですが、実は体に埋め込む事によって首から下げた迷子札
よりもはるかに大きなメリットがあるのです。
○"体内に入れるメリット"
※紛失する心配がない
首輪に住所と名前を書いた札をつけているペットもたくさんいます。確かに保護した時にすぐに見ることができる、という点では
良いかもしれません。でも、もしその札がちぎれて落ちてしまったら、さらに首輪ごと外れてしまったら、もう誰だか分からなくなっ
てしまいますよね。それにせっかくつけておいた札なのに、いざというときには風化して読めなくなっていた、なんてこともよくあり
ます。
マイクロチップは一度体内に入れてしまえば、落ちることはまずありませんし、破損する事も体内で移動することもめったにあり
ません。寿命は約30年もあるため、途中で読み取れなくなるということもありません。
平成 14年の環境省告示の「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」には、「家庭動物等の所有者は、その責任の所在を
明らかにし、逸走した家庭動物等の発見を容易にするため、名札、脚環、マイクロチップ等を注入するなど、動物の種類を考
慮して、容易に脱落又は消失しない適切な方法により、その所有する家庭動物等が自己の所有であることを明らかにするため
の措置を講じるよう努めること」
と書かれています。
※意図的に取り外しができない
残念な話ですが、最近はペットの盗難もよく聞かれます。ちょっと目を離した隙にさらわれてしまい、苦労の末に見つけても自分
のペットだったという証拠がなければ取り戻すことができません。迷子札では取り外されてしまえばおしまいです。
この点、マイクロチップは体内に埋め込まれているものなので取り外しができず、中のデータを変更したり消去したりすることも
できないので確実な身元保証が可能となります。
愛犬が盗難にあって首輪や鑑札などをはずされてしまっても、マイクロチップのデータを改ざんしたり消去したりすることは不可
能なので、ペットが自分達のペットであることを証明することができます。
マイクロチップを体内に入れるのはちょっと痛そうで、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、このように体内に埋め込
むことによるメリットはたくさんあるのです。
※迷子・離ればなれになったペットとその飼い主を結びつけます
たとえペットが迷子になって飼い主と離ればなれになってしまっても、マイクロチップのデータがあれば再び飼い主のもとに帰る
可能性を高めます。
迷子になっている間に不幸にして交通事故などで命を落としたとしても、その連絡を受け取ることができるかもしれません。
大災害時に一時的に離れて暮らさなければならない場合にも飼い主とペットを結びつける証明となります。
※盗難防止に・遺棄の防止に
マイクロチップによって飼い主の身元が明確になるため、盗られたり、捨てられるペットを減らすことができるかもしれません
以上、マイクロチップドットコム
の記事から抜粋して取り上げてみました。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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