Afternoon
Dear Keiko & Tetsu
We are so sorry that you will not be at Crufts tomorrow, but thank you so much for your very good wishes.
I will send a longer email after tomorrow !!! Love Xxx & Zzz
そう、今日(明日)はクラフツ。 初日、ガンドッググループのショーが行われる日なのです。
直前に送った激励のメールに応えて、イギリスの女性(おなご)にしては実に温かみのある(且つセクシーな)同志(ブリーダー)から
返信されて来たメールですが、だいぶ力が入っているようです。 爺としては、犬と戯れながら良い結果を祈るのみなのですが、、、。
レモン(シャーリーのママ)
午後になって、電話のよくかかって来る日でした。
電話の内容は殆どが「下痢」についての相談で、ここ数日連続しています。
毎年の事ですが、三月に入ると下痢の相談が多くなります。
子犬の場合は別として、成犬の場合の殆どが冷え過ぎによるものと給餌量の不適切によるものです。
意外に簡単な理由なので気が付きにくく、動物病院での診断はおかしなものになりやすい様です。
「過敏性」やら、「繊維性?」やら「××性(大・小)腸炎」などと診断されて、何がしかの薬が処方される事が多いものです。
中には酷い例として、(一度だけの)血液検査の結果を基に「療法食」などの使用を勧められることもあって、困った事態に
至っている例もあります。
バーバラ(子犬達のママ)
概ね話を良く聞いてくれて、素直に指示に従ってくれる方の場合は早ければ即日、遅くとも3日もあれば改善(治癒)する事
が殆どです。
レモン(アンジェラの娘)
膵臓やら肝臓など消化器官の異常と診断されて、「療法食」を食べさせられているWanの場合、いっとき預かることがあります。
インフルエンザ(風邪)などが関係している場合が考えられて、感染の面から預かるのは嫌なのですが断れずに預かることが
時々あります。
大概は3日くらいで何もせずに治ってしまいます。当然その後下痢を繰り返すことはありません。食べ残しの高価な「療法食」
は、残念ながら廃棄処分の憂き目を見ることになります。
アンジェラ(レモンのママ)
人の場合「風邪は万病のもと」と言われますが、判っていても、、、不注意で風邪を引く人は後を絶ちません。
犬の場合「下痢は万病のもと」、下痢をしていると正しく育ちません。(かたちは育ったように見えても、じつに虚弱な犬に
なってしまいます)虚弱体質(我々ブリーダーから見て)は、癌などの誘発原因にも当然なるでしょうし、怖いものです。
犬の下痢の多くは飼い主の不注意(知識不足)が原因です。
我々ブリーダーの育てる犬に下痢はそう多く発生するものではありません。
理由は、絶対に下痢をさせない工夫や対策を熟知しているからです、、、、。
バーバラ
何はともあれ、季節の変わり目の下痢には要注意。
若し愛犬が下痢をしたら、すぐにブリーダーに連絡をとって、原因追求と改善対策の指示を仰ぐことが大事ですね。
動物病院に行くのは、それから少し経ってからでも十分です、、、。
レモンとバーバラ
子犬の場合、子犬の身体は暫くの間下痢をしないような(下痢しにくい)体質になっています。
しかし、飼育環境が変わったり、飼主の過敏な反応に影響されて軟便から下痢に移行し、治らなくなる場合があります。
そうなると、これを治すのは我々でも意外に骨の折れる仕事となります。
シャーリー(アンジェラの孫、レモンの娘)
先ず、子犬の日常を観察し「休んでいる時間は十分か?」(当然ケージ内で)、「水の飲み過ぎや、フード以外の食べ物を与
えていないか」、飼育環境は整えられているか(室温は高めに、適度な湿度を保っているか)など、見直してみると良いでしょ
うね。
シャーリー(一人っ子)
具体的には、室温は25度以上~湿度は30%~45%、暖房器具の違いで犬の身体への影響が異なります。
エアコン暖房(乾いた温風吹き出し)や、床暖房・パネルヒーターなどが意外に良くない結果を生んでいます。
判る人(病気の人など)には判ると思うのですが、、、、そこまで考えて(Wanの事を)あげられれば良いのですが。
※ちなみに我が家では、或る時以来全ての暖房を「開放式の石油温風ヒーター」に替えてしまい大成功しています。
室内の空気が汚れがちであったり、三時間ごとに延長スウィッチを押さなければならなかったり、換気が必要だったり、、、
給油などと面倒なことばかりなのですが、身体に優しい温かさは、何にも代えがたい温かさなのだと実感しているのです。
特に犬達にとっては、実に快適で過ごし易そうにしていますから、暖房方法が合っているのだと思います。
シャーリー
夕方から、道楽者の集まりがありました。
能天気な人達ばかりの集まりですが、マスクをしてきた人は一人もいませんでしたね。
あれは(マスク)は、じつにみっともないものなんだと思います。
折角の人の顔を台無しにしますし、、、、どんな美形であっても、接吻する気にもなりませんよね~。
今朝も寒うございました、5時の時点で零下2.5度だったです。
にもかかわらず、早起きなベスがWanと啼いてみんなを起こします。
それからは、急いでご飯の支度をしないと煩いこと煩いこと、、、、。
そんなこんなして慌てている内に、子犬
の誰かがウンチして臭い~~
まったく大変な一日の幕開けでしたよ、、、。
気晴らしは、運動場での開放時。
ベンチに座ってリラックスし、ヘッドホンの音を最大にしてJohan Blohm JB's Boogie を何度も聞きました。
今日の犬達はとてもHi'になっていました。
太陽が輝いていたのと、少し寒かったのと、、、、体内時計が春を感じて、躍動の準備なのでしょう、、、、。
猛烈な勢いでダッシュを繰り返しています。
こんな遊びは、骨格の出来上がったWan達にしか許されません。
一番若いケントでも19カ月ですから、、、。
春に向けての作業。ホームカミング前に広場やランに客土する山砂を頼まなければなりません。
搬入前に除草剤の散布を済ませて、雑草を根こそぎヤッツケテおかなければ、、、、。
ランは、山砂の客土とともに芝の種と肥料を撒く作業が重なります。
風が吹いたり、雨が降ったり、変わりやすい春の日は土方仕事にも神経を遣います。
◇今朝ランを走り回ったのは、アンジェラと息子のジャックとケント、それにピッピでした。
サークルにはアンジェラの娘(ジャックの兄妹)レモンと、その娘(アンジェラの孫)シャーリーが仲好く入っていました。
一人っ子で生まれたシャーリーは、強制的に運動をさせ続けないと身体が思う様に(頑健に)出来上がらないのです。
兄弟同士で「揉まれる」と言うことは、子犬にとっては想像以上に大事なことです。
足腰の発達だけでなく精神的な部分の発達も、一人っ子は意外に遅れるのだと言うことが今回初めて良く判りました。
しょっちゅう聞いているBoogie Woogie は好きなようです。音楽に合わせて、腰を振ってダンスを踊りますから、、、?
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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