ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 春分の日ですが~月曜日・・・

2011年03月21日 | トリプルスターの日常

  
被災者の皆さまの健康と、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
飼主とはぐれてしまった犬達の、一日も早い再会と、良きめぐり合いを祈ります、、、、。
今日にかけて余りにも色々な分野の人と話す機会が有りました、頭が痛いです。
と言うより、頭がパンパンに腫れている様な感じがします、、、、知恵熱でも出そうです。
リンクさせて戴いている(勝手ながら)或る方のブログで、ブログ主はこんな事を言われていました。
『こういうときに、いつまでも落ち込んでいてもしょうがない。まず被災しなかった我われから、ふだんの気持ちをとり戻さなくてはならない。
そうでないと、被災地への力にもなれないとおもう。それには、まず読書から。』
マッタクその通りだと思います。少し前から自分なりの考えをまとめていたときだったので、意を強くすることが出来ました。
支援の仕方は人それぞれ、長期戦を覚悟して、自分に出来ることを地道に長く続けることが大事なように思います。
リンク先のブログ主は「先ず読書から」とおっしゃられていますが、爺の場合「先ずDVDで映画でも」と言う気持ちが芽生え、クリント
イーストウッド制作・監督・主演の『目撃』をみました。観終わって、気分が転換出来たことは言うまでもありません。

      きょうは春分の日、いつもならお墓参りに行って、帰り道に「蕎麦」でも食べて、軽く一杯の筈なのですが、、、、。
      そんな、の~てんきな事やってたら、いまは罰があたりそうです。
      カメラを新しく買ったので、雨に濡らすわけにもいかず、、、、今日は写真を撮るのを止めにしました。
      丁度おととい写した写真の中に、子育てバーバラの写真が有ったので今日はそれを載せる事にしました。
       マリアにたじたじ、、、、
      全身バネのような母犬バーバラ。只今、産後の回復期にあります。
      子犬達6頭を産んで、多少でも福よかになるかと思いきや、更に筋肉質(マッチョ)になってしまった様に感じます。
      そして、更に快活に!じゃじゃ馬なんて言ったら、バーバラの場合チョッとニュアンス(程度が)違うんですよね~。
       母親を睨むマリア
      たぶん、最後まで残る事になると思うマリアと名付けた牝(もとピンク)は、頭もいいけれど気持ちも非常に強い子です。
      気質、体形、健全性、それぞれ満点では有りませんが、十分望みに叶う子犬が産まれたものと今回の繁殖の結果を評価
      しています。
      これら原石を磨き上げていく事が育成と言う表現になるわけですが、子育ては爺婆が憑かれたようになって(夢中になって)
      取り組める、夢のある作業でもあります。
      (爺婆に限らず、殆どのブリーダーがそう感じていると思っています)
       息子に抱きつく、、、、
      この頃の子犬の育成で一番大事なのは、「けっして子犬から目を離さない」と言う事でしょうか。
      子育て上手な母犬とは言え、子供相手の遊びに夢中になって度を越してしまうことがあります。
      子犬が怪我をしたりするのは、そんな時に多いのです。
      目を離さずにいれば、母娘の興奮度もわかり、度を超す前に水を差すことが出来るのですね。
       嫌がっている息子、、
      もう一つ大事なことが有ります。
      それは、「広い場所で、他の犬と遊ばせない」と言うこと。
      広い場所での遊びは、とかく惰性がつき易いもので、勢い余って負ってしまった怪我は重篤に至ることが多いのです。
       更にしつこくする母親、、
      骨が固まっていない時(この月齢では、主要な骨組はバラバラです)には、粘土を練り上げるような遊びをすると良い身体
      が出来上がります。
      レスリングのように、屈筋(関節を曲げる働きをする筋肉)を多く使う遊び多くとりいれて、飛んだり走ったりのように、伸筋
      (筋肉を伸ばす働きをする筋肉)を働かせる運動は控え目に行うのが練り上げのコツでしょうか。
       優しい息子も怒ったか
      私達の育てる子犬は、育成サークルと呼ばれる「短辺2メートル×長辺4メートル」のコンクリートタタキの囲いの中で遊ばせます。
      広い芝生のランに出して遊ばせる事は余り行わず、一歳近くなっても疾走させるような運動は敢えて行っていません。
      子犬の成長につれて、後ろ脚だけで立ちあがることや後ろ脚を使って飛びあがることをさせないように心掛けます。
      時によって、サークルに仕掛け(立ちあがったり、飛び上がったりできない)を施すこともあります。
      
      子犬の理想的な運動は、他の犬との遊びの中で行われるのが良いのですが、一般的には難しいでしょうね。
      多頭飼いの場合、遊び方を知らない犬同士の場合において、どちらかの身体に支障が出ることが有ります。
      オビディエンスのトレーニングは、子犬にとっての理想的な運動になります。
      関節に負担をかけることなく、屈筋と伸筋をバランス良く発達させてくれるからです。
      子犬の喜ぶ前向きなトレーニングは、成長ホルモンの分泌を促し、疲労を解消して子犬の全ての器官の成長を助けます。
      
◇一度壊れたもの(特に関節など)は、完全な形で治ることはありません。良く練り上げられていない焼き物は軽くてモロイものです。
未成熟の骨や関節を痛めるような運動は行わない。運動させ過ぎた犬に比べ、横着なくらいの飼主に育てられた、運動不足気味の犬
の方が俄然良く育っているのは、そんな処に原因が有るのかもしれませんね。
良く行われる「ボール投げ」等の疾走を伴う運動は、特に意味の無い限り(目的の手段として行うこともあります)9ヶ月未満の犬に対し
て絶対に行うことはないのです。

里親さんを探しています
対象犬1:推定二歳(ラブラドール種♂保護犬)=約一カ年ほどのリハビリが済んでいます。過激な運動を連日続けることは避けて頂きた
いのですが、普通の遊びは問題ありません。気質は温和で、やや臆病です。過去にPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後
ストレス障害)がありました。室内飼育を希望します。


対象犬2:推定三歳(ラブラドール種♂保護犬)=約18カ月ほどのリハビリが済んでいます。走ったりは出来ますが、短時間に限ります。
大型の体躯ですが、関節を保護する為に体質改善を施してあります。気質は温厚で、臆病なところはありません。
1と同じように、過去に比較的重度のPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)がありました。
室内飼育を希望します。


※二頭ともに去勢済みです。室内での排泄の躾は行ってあります。むやみに哭いたり、リードを引っ張ることはありません。
一カ年分の飼育費用のうち、ワクチン接種・フィラリア予防薬(六ヶ月分)・ロイヤルカナン成犬用ドッグフード(6袋)を援助させて戴き
ます。
また飼育相談などには、生涯において随時フォローをさせて戴きます。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。 内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
(メールなどでは十分に伝わらないことがありますので)ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
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