ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 型にはめこまないこと~金曜日・・・

2011年07月15日 | トリプルスターの日常
   
一週間の締めくくり、金曜日らしい猛暑日でした。
熊谷地方気象台では38度を記録。
運動場の下のランの日溜まりでは、40.05度を記録。
犬達は排泄もそこそこに、犬舎に入りたがってばかりいて、サッパリ仕事がはかどりません
      
      5:00~6:00~給餌、疲れ気味のWanグループ(老犬と子犬を含む)には豚足のスープ。
      フードの分量(給餌量)は10%減らしました。
      10歳以上のシニア達には、アリナミンF25を一錠づつ投与。
      午前中のラン解放及びトレ等はキャンセルし、12:30まで静かに寝かせました。
      
      午後になって更に厳しい暑さに、そして今日の最高気温を計測。
      暑さより涼しさ、遊びより休息、只の水より牛乳水を、ずいぶんと堕落した犬達になってしまいました
      4時給餌、朝同様に給餌量は10%減。
      
      5時を過ぎてからロジャーを連れて、二番土手(の草原)と公園へ行きました。
      
      12月12日生れのロジャーくん、やっと牡らしさが見えてきました。
      
      型にはめる事を嫌って自由奔放に育てていますが、そんな飼育方針が優しいこの子にはピタリと合っていたようです。
       元気いっぱいのロジャーくん
      何も指示しなくても、(自分で判断し)ポン爺によく着いてくる子になっていました。
      
      初めての危険な場所でも、行動は慎重さに満ちていて安心感があります。まるで3歳過ぎの成犬の様です。
       それにしても暑いね~
      素直に育ったんですね~、連れていて気疲れしない良い牡になりつつあると思います。贔屓眼無しに、、、、。
      ※この子は型に嵌らず素直に育って、丁度今頃に生涯のパートナーに恵まれると幸せになる良い子なんだと思います。
      
      型にはめないと言うと、如何にも放任し放題で闇雲に育てている様に考える方がいらっしゃると思うのですが、「型に嵌めな
      い」と言うポリシーの元に育てていると言う事なので、放任とは少し異なるのですね。
       欽ちゃん走り、と言われても???
      肉体は? 現在体重は33キログラム。
      肥らせもせず、痩せさせもせず、この子にとって丁度良い理想型(体形)に育てられました。
      これから先、何段階かの改善が図られ強い運動も行われる様になるでしょう。
      そうすると本来の意味での筋力も付いて、気持ちの上では自信が芽生え、この子本来の体形が決まり始めます。
      身体も素直に育った方が、無理の無い良い姿に育ちますね。
      子犬の頃から心掛けなくてはいけない事と言えば、絶対に首を下げさせない姿勢意識して育てると言う事でしょうか?
       もうバテましたぁ~
      アイコンタクトによる意志の疎通が正しく行われていれば、犬は下を向く(地面を向く)事は有りません。
      この時点(7ヶ月齢)で下ばかり向く子、地面の匂いばかり嗅ぐ子、草や路上のものにばかり気をとられる子は矯正が必要に
      なっているのですが、残念ながら素人療法ではかなり(矯正)は難しいものと言えましょうね。
      
      ラブラドールの様なリトリバー種に限らず、下を向く子は良くない要素(肉体的に精神的に)を持ってしまっています。
     絶対に下を向かせない~その事だけに「こだわって」育ててみても、闇雲に育ってしまった子に比べたら遥かに良い子が出来
     上がっているのではないかと思います。
   ※最近の相談に、もの知り風のラブ飼いの人から「あなたのWanちゃん、肥り過ぎではない」と言われて困っていると言う一件が
    ありました。
    これは良くある話で、必ず二ヶ月に一度は相談を受ける内容なのです。
    私達のラブラドールは、獣医さん達からも「肥りすぎ」とよく言われる様です。残念ですが折角のアドバイスも、お節介と言わざろう
    えません。 飼育のスペシャリストであるブリーダーが育てた犬、又そのアドバイスに従って育てられている犬達が世間には沢山
    いますが、間違いなくその犬達は犬種の標準体型を維持していて、肥り過ぎでもやせ過ぎでも無いのです。
    しかし、この目で見ているわけではなので、実際には如何なものなのでしょうか?意外にも肥り過ぎだったりして
    さて、私が最近危惧しているのは、「小さなラブラドール」を多く見掛ける様になった事です。
    使役犬の中にも、異常に小さな犬(ラブラドール)を見掛ける事があります。 
    ブリーダーが念頭に置くスタンダードと言う事からは逸脱していると思われる、使役犬の体型イコール犬種の標準体型と思いこ
    んでいる方がいらっしゃったとしたら、私達(ブリーダー)の犬は、常に肥り過ぎにみえるのかもしれませんね。 残念ながら、、、。
    標準体型を維持出来ずに痩せてばかりいる犬の中には、明らかに健康を害している犬が見掛けられます。正しい量のフード
    を与えて、規則正しい飼育を心掛ければそう言う犬も健康を取り戻し、輝きを増して、幸せそうにみえるのではないでしょうか。

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 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

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