ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ てんてこ舞いだよ~火曜日・・・

2011年07月26日 | トリプルスターの日常

   たりたり・・・・・
朝起きて、肩から二の腕にかけてパンパンに張っていて痛いです。
昨日からハグちゃんとカヤちゃんが来ています。全ての作業を手早く済ませることを余儀なくされていて、
腕が痛くなったのは多分その為です。
何をやるにも力任せに一気にやろうとして、腕力に頼った作業が続くからです。
そのかわり、腰が痛いのが消えました。
有難いことに、身体の上の方が痛むと下の方の痛みは解消されてしまうんですね。
でも、無理をしているわけですから、そうやって知らずに身体はボロボロに壊れて行くわけですからご用心なのです。
      
      ハグちゃんとカヤちゃんは意外に良く躾けられています。
      と言うより、お利口さんです。
      此処のペースが判らないので仕方ないのですが、何かやろうとすると最初に失敗してしまいます。
      たぶん気が急いてしまうんだと思います。
      違うよ、こうするんだよ、ゆっくりでいいんだよ、、、。 と言い続けています。
      二回目からは失敗する事は無く、落ち着きもあります。
      ハグちゃんは兎も角、カヤちゃんがこんなにお利口さんだったとは、、、意外に思いました。
      家に残ったマーブル(忙しい子)に、見習わせたいくらい利口です。
      「家庭環境」が良いのか?それとも犬と向き合う飼主さんのスタンスが良いのか、、、、。
      二頭とも体重が重過ぎますので、最初の一週間は(一ヶ月のボーディング)給餌と運動をコントロールします。
      給餌量は少なく計算し直され、ある種の脂分が添加されます。
      運動は細切れですが、一日正味5時間ほど動くことで試してみることにしました。
      早朝運動場に行って、夕方の給餌を済ませてから帰宅です。(慣れない犬にとっては、かなりハードな内容です)
      
      15時の開院に合わせてハルちゃんを動物病院に連れて行きました。
      此方の病院では、主にビタミン剤とサプリメントを使った療法を行って貰っています。
      三ヶ月目の経過(身体の動き)を診て戴くことも目的の一つでした。
      一ヶ月分の薬とサプリメントを処方して戴いて病院を後にしました。
      ハルちゃん、昨日までよりほんの少し神経反応が良くなっています、、、。
      
      
      深夜の作業は、鎌倉に行ったジャックの息子たち(マーシャ・ジェフ・ジョン)のお世話でした。
      8頭の子犬のうち、5頭が飼主さん(大分・岐阜・静岡・東京・埼玉)に引き取られて、とりあえず三頭(牡2・牝1)が残りました。
      明日で生後16週になる子犬達、三頭ともみな健康で、従順で素直な子に育っています。
      グルーミングは毎日行われます。子犬と飼主との「絆」を深めるには、欠かせない作業と言えるでしょう。
       ジェフ
      深夜の子犬達との触れ合いは、グルーミングテーブルの上で行われます。
      テーブルの上でのグルーミングの方が、目線が同じ高さとなり、子犬との距離が縮まったように感じられます。
      子犬達は、高くて狭いテーブルの上で、飼主から手を焼かれる事(身体を触られたりする)に慣れなくてはなりませんが、
      毎日続けているとその効果が色々な面にとても強く出てくる事が判ると思います。
      床の上で行うグルーミングもそれなりに良い効果を得ることが出来ますが、ハッキリと判る良い効果を得るにはテーブル
      の上に載せて行うグルーミングに敵うものではありません。
      ※テーブルは生涯に亘って使えるもので、色々な面に役に立ってくれます。
      収納場所をとるのが厄介ですが、殆どが折り畳めて使えるもので持ち運びにも便利です。
      安価なもので良いですから、是非グルーミングテーブルを一台揃えることをお勧めいまします。
      購入する場合は、必ず目で確かめ手で触ってみて重さ等を確認しておくことが大事な事と思います。
      
      ≪グルーミング≫
      まず最初にテーブルに載せて、手で触れながら身体全体の観察を行います~次に軽いブラッシング~そして濡れタオル
      での顔や体拭きを行い~外耳のケアや~歯のケア(口腔ケア)を行います。
      歯のチェックは子犬の頃に(抜け替わり期)重要です~そして爪切り(嫌がるようであれば、真似ごとだけ)~と作業は続き、
      流れの中で、口吻の部分を軽く握ってあげるマズルをコントロールを試してみましょう。
      初めは嫌がるものですが、ある程度「無理やり」行うことが必要です。慣れればすぐに嫌がらなくなりますから、是非試して
      みて下さい。
      但し「無理やり」と言っても、ある程度の限界もあり、子犬が暴れるような場合は数日かけて慣れさせる様に行うことが大事
      ですね。
      マズルコントロールは子犬の頃から行う事に意義(後述)があります。
      
      人に触られる事を嫌がらなくなった子犬には、次の段階としてテーブルの上で仰向けになって貰いましょう。
      言わばアルファロールの導入として、テーブルの上に身体を横たえ落ち着いたところを見計らって仰向けにしてます。
      何日もかけて、テーブルの上での作業に十分慣れてから行うことがコツかもしれません。
      仰向けになった子犬の指先を触ったり、身体中を触ってみて子犬の反応をみる様にします。
      片方の手で目隠しをして犬を落ち着かせる方法を是非学んで下さい。
      これから先の子犬の育成上に、色々な場面で役に立つ行為の一つですから。
       マーシャ
      この頃(4~5ヶ月齢)の子犬は、手を掛ければ掛けただけ飼主に対して「従順さ」をあらわすようになります。
      テーブル上でのグルーミングのキーポイントは、
      マズルコントロールアルファロールを通して、人に従う犬本来の心(気持ち)を芽生えさせる処にあると思います。
      
      作業のやり易いグルーミングテーブルが一台有ると本当に便利なのですが、飼育用品として揃える人が少ないのにはPR
      不足もあるのかと思いますね。
      
      さて、気の向くまま子犬達に合わせてのんびりとやっていると、作業が終わるのには3時間ほどかかって翌日になってしまい
      ます。これじゃあ子犬達が朝起きられないって~?  大丈夫ですよ、ケージの中での子犬達は細切れでも十分に熟睡して
      いますから、朝が来て食器にフードを盛りつける音を聞いた途端、飛び起きますよ~~!
       ジョン
      私達爺婆が気にして観ていること。
      骨格や関節の成長具合を見たり、、静止した状態での骨格の構成を見たり、、する事が多いですね。
      肩関節を動かして外反度合い(角度)をみたり、四本の脚を動かして、体形から判断する理想的な接地個所に降ろしたり、、、
      結構いじり回されている子犬達です、、、、。
      
      子犬達は、こうして飼主から身体のあちこちを触られるのを好きになっていきます。(嫌がらなくなって行きます)
      数ヵ月後には自分から得意そうにポーズをとってみせたりますから、子犬もきっと嬉しいのでしょうね。
      そんな事が楽しくなって、飼主さんは益々念入りにグルーミングするようになるのですが、その結果本当に良く言う事を聞く
      理想的な良い犬(家庭犬)になってくれるんですね~。
      
      さあ、お腹空いちゃったね~。
      ご褒美あげましょう、良い子だったね~。
      グットグット~      




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今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
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コメント (2)
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