今日も大忙し、早朝のリハビリ(三頭)は順調に進みました。
帰宅後着替えを済ませ、退院の子のお迎えに動物病院へ途中度々睡魔に襲われました。
膝の前十時靱帯を断裂の為、TTA手術を受けました。
≪ある飼主さんからのお便り≫
△◇○君ですが、先日○月○○日に健康診断(血液検査・レントゲンによる股関節の確認)をしてきました。
河川敷広場でオフリードで他のわんちゃん達と思い切り走って遊ぶと、腰~後ろ足がふらつく時がありましたのでその事も
相談しましたが、注1)股関節も綺麗で異常はなく、筋肉もちゃんとついているので様子を見ていきましょう(獣医師)との事でした。
体重は36.3kg(先月は36.6kg~マイナス300g) 大丈夫かなぁ~とっても心配しています~
フードの量は、35kgになった頃から少し減らして、5月からは朝夜とも160gに減らしました。
Kkoさんにご相談しました「肘の擦れ」ですが、お勧め頂いた「△△△△」を使用しています。
舐めてしまうかな?と思ったのですが、まったく気にならないようです。続けて様子を見ようと思います。
遺伝性疾患⇒股関節形成不全を発症した犬のレントゲン写真
60週齢(15ヶ月)♂
本犬は、フィールドトライアルタイプの活発な痩せ型の牡犬でした。黄色矢印:脆弱(過ぎる)な筋肉を示しています。
運動の為、ボール投げ、フリスビー遊びなどを好んで行なっていましたが、10ヶ月頃から歩くのを嫌がるようになって時々動物病院
で痛み止めを処方して貰って飲んでいました。
一歳を過ぎてから特に酷いびっこをひく様になったため、別の動物病院⇒整形外科専門医に見て貰ったところ、回復不能~大腿骨
骨頭切除手術を勧められました。
現在片方の骨頭を切除して歩ける様にはなりましたが、走ったりすることは出来ません(もう片方を脱臼してしまうため)。
現在、厳しい体重制限とリハビリに励んでいますが経過は思わしくなく、激しい運動や30分以上の歩行(散歩)を禁じられています。
ある複数の事が原因となって、二歳を前にして、残りの犬生を給餌や運動を制限されて生きる事を余儀なくされてしまった例です。
12週齢(3ヶ月)を過ぎたばかりの正常な股関節(未だ形にもなっていない未完成品です)
素人目にも未だ骨(骨格)が出来上がっていない事がハッキリとわかりますね。
生後三カ月以降は、殆どの飼主さんが市販の飼育書などを読んで社会化の一環としての散歩等を始める時期です。
少し慣れてくると、公園やドッグランなどで駆けっこから始まって、走ったりして遊ぶようになります。そして、ボール投げ
などを始める方もいらっしゃいます。
この様な骨格の状態の時点で、毎日行なわれる日課の様な散歩(ある時は遠出をする)或いはある種の運動が、如何に
(身体・骨格・関節)良くない影響及ぼすであろうと云う事が理解できますね。
18週齢(4ヶ月半)の正常な骨格画像 この時点でも骨格は未完成です。
黄色矢印は骨端線(成長線)を示しています。
30週齢(7ヶ月半)の正常な骨格画像です。(骨格は未完成ながら、この頃から急激な体重増加が始まります)
50週齢(12.5ヶ月)の正常な骨格画像(BVAスコア3×4)依然として成長期にありますが、この頃になって初めて、
走ったり飛んだりなどの激しい運動が許されます。(山歩きやトレッキングなどの長時間歩行も)
私達ブリーダーのあいだでは、各関節は飼育をコントロールして作り上げるものとの認識が一般的です。
前記の飼い主さんへの返信は、本日中に追記致します。
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