トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

トルコ料理止めました。

2014-08-08 21:28:08 | ラム子のロカンタ(食堂)
今日のパムッカレ

先月からトルコ料理のメニューを撤収し、
アジア料理一本で今夏を切り抜けることにしました。

メニュー数が多すぎて、手が回らないのが実態です。
アジア料理は私が仕込んでおくので、
トルコ人スタッフがマニュアル通りに作ってくれます。

トルコ人スタッフも、トルコ料理を作らなくて
済んで万歳しています。

閑散期になったら、トルコ料理は復活させるかもしれません。

と、同時に日本人バックパッカー向け長期貧乏旅行者応援
メニュー7リラトルコ料理も終了しました。

日本人バックパッカーはその7リラという激安メニューが無いと
違うレストランへと行ってしまうのです。

そのメニューを頼んでも、飲みモノは隠しのみだし、
貴重な醤油にパンにつけて食べてるのを
複数回目撃しちゃ、切れませんか?
醤油盗むし・・・・
私の心が狭いのでしょうか?(←ヤフー知恵袋風)

正直、ここ数年、10年前に比べると
日本人バックパッカーの質が下がっていると
思うのです。はっきり言って、マナーが悪い。

持ち込み率ダントツ一位は日本人なんです。
多分、他のレストランでも他の国でも同じことを
しているのでしょう。

確かに長期のバックパッカーは節約の日々でしょう。
食堂に持ち込み禁止と日本語で書いてあっても、
でーんとテーブルに置いておくんだもの。
それは他国の人もやるけれど、別に飲み物を注文してくれます。

欧米系➡持ち込みはしない、必ず飲み物を注文
中国系➡持ち込みたまにするけれど、ほぼ飲み物注文
韓国人➡10年前に比べたら、持ち込み率大激減。
    一人一つ注文する場合もあるが、
    二人で一つの飲み物をシェアしたりしている。

日本人パックパッカー➡持ち込んだ飲み物を
隠し飲みする

日本は水がただで出てきますからね。
それは韓国も同じです。

旅をしていれば、常にペットボトルを
携帯しているでしょう。

昔、私も貧乏旅行しているとき、
レストランで飲み物を頼むお金を渋りましたが、
それでも、バックにあったペットボトルを
飲むことはしませんでした。

別に客に飲み物を頼んで欲しいわけではなく、
目玉が飛び出るほどの料金ではなく、
たった1リラ(50円)の水も惜しむのかと
悲しいのです。

以前、日本の書籍棚もあり、本の交換もしていましたが、
乱雑に扱い、元に戻さない、ガイドブックをくすねる、
などなどあり、本棚も撤収しました。

最近は外に出してあった日本語メニューも引っ込めました。

これまで、多くのバックパッカーの皆さんが来てくださり、
大変励みにもなっており、感謝しています。

非常識な行動をするバックパッカーはあくまでも
一部ですので、一括りにはしたくありませんが、
その一部の一握りの日本人旅行者の行為によって
日本人の株が上げられたり、下げられたりするのです。

あと、自分はあそこのホテルやレストランが居心地が悪いとか
冷遇されたとか書いているのを目にしますが、
自分でその原因を作っていることも多いのです。
自分の態度を振り返ってみてください。

外国を訪問するなら、日本代表として、表敬訪問する気持ちで
行って欲しいと願わずにはいられません。

また、『お客様は神様です。』の本当の意味を私は知りませんでした。

ヤフーニュースより
神戸市須磨区の商店街を水着で歩く若者の話題

のコメントから

Kentaro Takagi
そもそも「お客様は神様」て三波春夫が「演者はお客様に対して神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできない」という「芸」の話での言葉であって、「お客なんだから大事にしろ」という意味で出た言葉ではないんですよね
それが言葉が独り歩きしていつの間にか「店(会社)はお客様は神様なんだから大事にしろ」というまがった解釈なって乱用されてしまってるんですよね
そもそも自分が店の立場だったらどうなんだっていう考え方ができなくなっている今の世の中が残念です




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過激なブドウ狩り

2014-08-07 20:11:11 | ラム子のロカンタ(食堂)
今日のパムッカレ

昨日は久しぶりに雨が降りました。
おかげで湿気でムンムン。

昨日、スタッフ総出で、ブドウ狩りしました。
熟したブドウがワインの香りを放っていたからです。

実がついたころに、消毒をしたので、
食べられません。なので、全部廃棄しました。
放っておくと、鳥がつついて下に落ちてくるのです。














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ケント今年6回目のてんかん発作

2014-08-06 18:06:52 | 日記
今日のパムッカレ

皆様、いつもポチポチ応援ありがとうございます。
また、皆様の貴重な時間を割いてコメントしてくださっているのに、
返信が遅くなり申し訳ありません。

疲れがピークに達しているのか、ただの老化かわかりませんが、
昨夜、水を飲もうと冷蔵庫を開けたのに、化粧水の蓋を開けて
飲もうとしてしまいました。

ところで、ケントが先週8月2日土曜日朝に癲癇発作を起こしました。
私が料理をしていたので、手が離せなかったため、
バイト少年(双子のお兄ちゃん、近所のホテルを辞めて、
オヤジオフィスで働くようになった)が一生懸命にケントをなぜなぜしてくれていました。

前回の発作が6月12日だったので、間隔は2か月弱といったところでしょうか。
発作以外は至って元気いっぱいです。




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今夏のバイトくん♪

2014-08-05 06:37:35 | 日記
昨日のパムッカレ

いやー、死の8月です。
安易に死なんて書くもんじゃないんでしょうが、
トルコの観光業者は死ぬほど忙しいと言っても過言じゃないでしょう。

ところで、
トルコの夏休みは3か月あり、宿題もないので、
子供たちは遊びほうけるか、バイトに勤しむ。

去年頑張ってくれたバイトくんに今年もお願いしたら、
身内のホテルを手伝うからと、あっさり振られてしもうた。

去年、近所のホテルでバイトしていた少年の働きぶりを見ていたので、
アプローチをしていたら、その少年は今年も同じホテルで働くとのことで、
がっくし

今年はバイト少年無で切り抜けるのか・・と落ち込んでいたところに、
なんとアプローチしていた少年が双子だったと知り、
オヤジ(夫のこと)が働きモノの双子の弟だから、
おんなじキャラだよと、私に紹介した。
私は殆ど期待していなかったわけ。

いやー、これまでのバイトくんには申し訳ないけれど、
13歳という最年少ながらも、(これまでは高校生)
今までのバイト君以上の働きぶり。

朝から晩まで笑顔を絶やさず、楽しそうに動いてくれる。
私がパンを買って来て欲しいんだけれど、
疲れているなら、いいよ。と、言うと、
疲れていようがいないが関係無に僕に言っていいからね!
と、言ってくれた。

うちで働き始めて1か月以上経過しているけれど、その軽やかな動きは
変化なし。
通常、トルコ人は最初の1週間は頑張るんだけれど
そのうち、なんとか楽をしようと知恵を絞るのに躍起になるんだよね。

うちのバイトくん、私のワンズへの語り口をよく真似する。
ケント、キナサイ!
ケント、ハユル(トルコ語でダメ)

また、外国語にも興味を持ち、
これは英語で何て言うの?とよく聞き、
それを教えるとあっという間に
覚えちゃって、使い始める。

接客もよろしい。
私が相手がトルコ語がわからなくても、無言で料理を置いたり、
お皿を下げたりしない、
飲み物のグラスは客が席を立ってから
下げること、
料理を運ぶときは必ずトレーを使うこと、
と教えたら、ずっとそれを守っている。

そのせいか、まるでトレーが手から離れなくなったかのように
どんなときもトレーを持っていて、
イスに持たれて、ウトウトしながらも常にトレーを抱えている。

仕事も一度教えるとミスが少なく、私に同じことを
言わせない。これまでのバイトくん、いえトルコ人スタッフには
毎日毎日同じことを命令していたような気がするなあ。

多分、日本食を教えたら、今のスタッフより、
すぐに料理を作っちゃいそう。

また、私が頼んでもいないのに、汚れていたら掃除をしちゃう。

こんなに一生懸命働いてくれていても、
バイト代はすべて両親へ行っちゃうの。
聞くところによると、13歳のカレは2年前から、
つまり11歳から夏休みバイトして
家にお金を入れているみたい。

カレの働きぶりに感動するお客さんも多くて、
チップもいっぱいもらっているけれど、
それも家族に渡したりしているみたい。

チップで、自転車買いたい、携帯買いたいって
言っているんだけれど・・・。

彼のプライバシーはあまり書けないけれど、
実はとっても複雑な家庭環境なのです。

日本だったらぐれちゃうような状況でも、
何であんなに素直に正直に育つのか。

あ、トルコじゃ、超過保護に甘やかされたク●ガキも
多くて、始末悪いわー。


先日、日本で非常に胸糞悪い事件があったけれど、
彼女のなんと恵まれた環境で、あんな非情な行為が
出来るのか。

話はずれるけれど、人生に行き詰ったら、
是非、ツアーではない旅に出てください。
日本は日本人は恵まれているか
気づくはず。

厳しい環境に置かれながらも必死に生きようと
している子供たちがいっぱいなんだもの。

あ、でもそんな子供たちも大人になり、現実に気づき
楽して金儲けができる道を選ぶようになるのかなあ・・・。
それらしき大人がトルコにはいっぱいいるもんな。


逆境にも負けず、ずっと今のキレイな心でいて欲しい。
そして、カレの夢が叶いますように・・・・


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久しぶりに家出したくなった。

2014-08-03 02:06:05 | 日記
昨日のパムッカレ

断食最終日、つまり砂糖祭前日にオヤジ(夫のこと)が甥っ子と一緒に洋服を買いに行くと
突如言い出した。

トルコの2大イベント、砂糖祭と犠牲祭には、子供から大人まで洋服を新調するという慣習がある。

夜遅く帰って来たと思ったら、すごい買い物袋!!


私たちは結婚期間も含めて11年半一緒にいるけれど、
あんなにまとめ買いしたの初めて見ました。
超劇安オヤジ下着10枚とかはよくあった。


私たちは先月新車を購入し、しばらく緊縮財政に努めなきゃいけないのに!!
私は年一回の里帰りで、大量購入するけれど、それもユニクロとか
しまむら系なんだから!!

靴も何足も購入し、しかも古いのは捨てないオヤジ。
まるでイメルダ婦人を彷彿させる。
まあ、数や質では全然及ばないけど。


以前にも書いたけれど、クローゼットの3分の2はオヤジの服。
しかも、下着やワイシャツが収まり切れないので、
それ専用の家具も購入。それでも、はみ出す。

今回、オシャレ大好きなナルシストの甥にそそのかされたんでしょう。
甥っ子のクレジットカードで分割払いにしたんだとか。

私の金には手を出していないと開き直っているけれど、
財布は共有しているのである。

今後私は食堂の利益を全部つぎ込み、来年、ビジネスクラスで里帰りすると宣言します!






6年前?くらいまで、デニズリ、イスタンブール間で列車が運行されていたんです。
超ノロノロだったけれど、バス嫌いな私には、かなり快適な乗り物だったんでえす。
しかも、激安だった。
で、思い出したのですが、イスタンブールから帰ってくるときに、デニズリ行きが運休となり、
それで、アフィヨンまで列車でその後、バスに乗り換えて、帰ってきたのでしたわ。


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