美容院で約1年ぶりに髪を切り、同時に4ヶ月ぶりくらいで「エアウェーブ」をかけました。
エアウェーブとは新手のパーマの一種です。
風の力でかけるパーマで、既存のものに比べて髪へのダメージが少なく、しかもくせ毛のような柔らかなウェーブが出るのが特徴です。
私は昨年後半に初めてこのパーマをかけ、たいへんよかったため今日もう一度かける事にしたのです。
エアウェーブ最大の問題点は「髪質を選ぶ」という事です。
人によってはこのパーマが合わず、かかりにくい上にすぐ取れてしまう事もあるのだとか。
しかし、幸いにも私に髪質にはそれなりに合ったらしく、最初からきちんとカールがつきましたし、今日までけっこう残っていました。
ただもう一つの問題、「かけるのに時間を要する」ってことに関しては私としても無縁ではいられません。
まず普通のパーマのようにカーラーで巻き、二重三重に液をかけたうえ、やけにものものしい専用の機械に頭を突っ込んでしばらく風に吹かれます(中で何が起きているかは分らないけど、耳に響く轟音からしてたぶん風)。
機械に頭を突っ込んでいない間も待ち時間が異様に長く、大量のカーラーを巻きまくり、首周辺をがっちり固められた状態で数時間待ちつづけなければなりません。
まぁ、おかげでいつもはちょっとずつしか読めないお気に入りの小説を通しで読めたからいいけどさっ。この作品、私が今まで出逢った中でも特に素晴らしくて、もうすでに5回も読んでおります。
小説としては中編くらいの長さにあたると思うのだけど、初めて通しで読んだら2時間半くらいかかりましたね。まぁ、ストーリーが面白いばかりでなく、読み飛ばすにはあまりにももったいない珠玉の言葉が並んでいるもので、咀嚼するのによけい時間がかかるんですけどね。
こんな小説が一般に出版されてないのが返す返すも残念だ。
ともかく、それを読んでいたおかげで時間の経過は早かったのですが、それでも終わってみたら陽はトップリ暮れているし、私の首も肩も腰もコリコリでした。
とはいえ、かけるのがどれだけ大変であろうと、髪を傷めないでこのウェーブをゲットできるとあらば背に腹は代えられません。
じっさい、今日の仕上がりにも満足がいきました。
ただねぇ、エアウェーブ自体には何の問題もないのだけど、今日の美容院での不満が一つだけ。
それは美容師さんがやったら執拗に毛量を少なくしたがるってことです。
彼の感覚から言えば、私の髪は多すぎるのかもしれません。あるいは時代に合わないボリュームなのかもしれません。
でも「職業柄ボリュームを出したいときもあるんであまり減らさないでください」と言ってんだから、いい加減あきらめようよ。
しかも「最近の若い日本人女性のような髪型は似合わないからやめて」とか言ってるあたりで、「偏屈な変人め」と何故察しない!?
こーいう手合いに抵抗してもロクな事無いよ、マジで。
けっきょく抵抗むなしく美容師さんは私の髪を減らしなさいました。
果たしてこれが良かったのか悪かったのか、今後自分でシャンプーしたりスタイリングしてみたりしないと何とも言えません。
もしかしたら、こっちの方が良いのかもしれない。しかしそれでも敢えて私は言いたい。
客のニーズを汲まない人間はプロではありません。
もし明確な理由により客の意見と違う事をやらなければならないのなら、まずは客が納得するまでその根拠をしっかり説明して頂きたい。
反対しているそばから勝手にやっていくなど言語道断です。
たとえば我々がフラ業界に身を置いていると、ときおり「日本語の曲を教えてほしい」と主に初心者の方から言われます。
日本語の曲と言っても和製ハワイアンですら無く、ただの歌謡曲をです。
歌謡曲で踊る踊りは最早フラではない。それはフラ界(あくまで「真っ当な」という意味ですが)においては常識ですが、もちろん初心者の方にとっては初耳でしょう。
ですから私達は、ハワイにおけるフラの歴史にまでさかのぼり、「なぜ歌謡曲で踊ったらフラではないのか」を出来る限りご説明するよう心がけています。
ハワイの文化をリスペクトし、本物のフラを目指そうとする立場においていくら常識であっても、その世界と接して間もない人に対しては説明する責任があると私達は思います。
この件について(さらなる)説明が必要な生徒さんがいらっしゃれば、私は是非ともその方が納得できるまでお話しさせて頂きたいと考えております。
かように、私はフラについて哲学したり議論したりするのが大好きですが、それを明記した上で申し上げておきたい。
どれほどの理論武装が出来ようと、美しく踊れなければすべては無意味です。
って、エアウェーブから何の話になったんだ(笑)。この件は時を改めていずれ。
エアウェーブとは新手のパーマの一種です。
風の力でかけるパーマで、既存のものに比べて髪へのダメージが少なく、しかもくせ毛のような柔らかなウェーブが出るのが特徴です。
私は昨年後半に初めてこのパーマをかけ、たいへんよかったため今日もう一度かける事にしたのです。
エアウェーブ最大の問題点は「髪質を選ぶ」という事です。
人によってはこのパーマが合わず、かかりにくい上にすぐ取れてしまう事もあるのだとか。
しかし、幸いにも私に髪質にはそれなりに合ったらしく、最初からきちんとカールがつきましたし、今日までけっこう残っていました。
ただもう一つの問題、「かけるのに時間を要する」ってことに関しては私としても無縁ではいられません。
まず普通のパーマのようにカーラーで巻き、二重三重に液をかけたうえ、やけにものものしい専用の機械に頭を突っ込んでしばらく風に吹かれます(中で何が起きているかは分らないけど、耳に響く轟音からしてたぶん風)。
機械に頭を突っ込んでいない間も待ち時間が異様に長く、大量のカーラーを巻きまくり、首周辺をがっちり固められた状態で数時間待ちつづけなければなりません。
まぁ、おかげでいつもはちょっとずつしか読めないお気に入りの小説を通しで読めたからいいけどさっ。この作品、私が今まで出逢った中でも特に素晴らしくて、もうすでに5回も読んでおります。
小説としては中編くらいの長さにあたると思うのだけど、初めて通しで読んだら2時間半くらいかかりましたね。まぁ、ストーリーが面白いばかりでなく、読み飛ばすにはあまりにももったいない珠玉の言葉が並んでいるもので、咀嚼するのによけい時間がかかるんですけどね。
こんな小説が一般に出版されてないのが返す返すも残念だ。
ともかく、それを読んでいたおかげで時間の経過は早かったのですが、それでも終わってみたら陽はトップリ暮れているし、私の首も肩も腰もコリコリでした。
とはいえ、かけるのがどれだけ大変であろうと、髪を傷めないでこのウェーブをゲットできるとあらば背に腹は代えられません。
じっさい、今日の仕上がりにも満足がいきました。
ただねぇ、エアウェーブ自体には何の問題もないのだけど、今日の美容院での不満が一つだけ。
それは美容師さんがやったら執拗に毛量を少なくしたがるってことです。
彼の感覚から言えば、私の髪は多すぎるのかもしれません。あるいは時代に合わないボリュームなのかもしれません。
でも「職業柄ボリュームを出したいときもあるんであまり減らさないでください」と言ってんだから、いい加減あきらめようよ。
しかも「最近の若い日本人女性のような髪型は似合わないからやめて」とか言ってるあたりで、「偏屈な変人め」と何故察しない!?
こーいう手合いに抵抗してもロクな事無いよ、マジで。
けっきょく抵抗むなしく美容師さんは私の髪を減らしなさいました。
果たしてこれが良かったのか悪かったのか、今後自分でシャンプーしたりスタイリングしてみたりしないと何とも言えません。
もしかしたら、こっちの方が良いのかもしれない。しかしそれでも敢えて私は言いたい。
客のニーズを汲まない人間はプロではありません。
もし明確な理由により客の意見と違う事をやらなければならないのなら、まずは客が納得するまでその根拠をしっかり説明して頂きたい。
反対しているそばから勝手にやっていくなど言語道断です。
たとえば我々がフラ業界に身を置いていると、ときおり「日本語の曲を教えてほしい」と主に初心者の方から言われます。
日本語の曲と言っても和製ハワイアンですら無く、ただの歌謡曲をです。
歌謡曲で踊る踊りは最早フラではない。それはフラ界(あくまで「真っ当な」という意味ですが)においては常識ですが、もちろん初心者の方にとっては初耳でしょう。
ですから私達は、ハワイにおけるフラの歴史にまでさかのぼり、「なぜ歌謡曲で踊ったらフラではないのか」を出来る限りご説明するよう心がけています。
ハワイの文化をリスペクトし、本物のフラを目指そうとする立場においていくら常識であっても、その世界と接して間もない人に対しては説明する責任があると私達は思います。
この件について(さらなる)説明が必要な生徒さんがいらっしゃれば、私は是非ともその方が納得できるまでお話しさせて頂きたいと考えております。
かように、私はフラについて哲学したり議論したりするのが大好きですが、それを明記した上で申し上げておきたい。
どれほどの理論武装が出来ようと、美しく踊れなければすべては無意味です。
って、エアウェーブから何の話になったんだ(笑)。この件は時を改めていずれ。