舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

未明な人の不明な話

2012-11-22 03:42:57 | 徒然話
いや~、話題になってますねえ。自称・美人(笑)漫画家のナントカさんが書いたコラム。
飛行機内で泣いていた赤ん坊にブチ切れたというヤツです。

とにかくツイッターでの話題になり方が凄い。炎上マーケティングとはこの事か、という様相を呈してます。
まあ、良い意味だったかどうかはさておき(いや明らかに悪い意味だが)、自分の存在を人々の記憶に刻みつけることには成功した訳ですねえ。よかったですねえ。


自称・美人(笑)漫画家…っていちいち書くのはかったるいので、当人の筆名をもじって「不明さん(仮名)」とでもしておきましょうか。
※不明=「物の道理がわからないこと。愚かなこと。(大辞林)」


え~とにかく、事の顛末をご存じない方の為に軽く説明しますと、この不明さん(仮)がJAL国内線に搭乗したさい、ずっと泣き止まなかった赤ちゃんに対し、着陸時ついにぶっ切れた。
「もうやだ、降りる、飛び降りる!」と叫ぶや否やシートベルトを外して通路を走り、お母さんに駆け寄って文句を言うだけでは飽き足らず、降りた後もJALにクレームをつけに行ったという、ざっくり説明するならそんな感じ。


なんじゃこりゃ。2ch風にいうなら釣り針デカ過ぎ(笑)。


ツッコミどころ満載でどこから始めて良いやらわかりませんが、とりあえず、「泣き続ける赤ん坊が許せない」…これはぶっちゃけ仕方のない話だと思います。

たとえば、私は男性の荒らげた声が大嫌いです。
なぜなら私の家庭には常に穏やかな声でしか話さない、怒った所など見た事もないような男性しかいなかったからです(というか、そうでない男達は私達の家庭から排除されてきました)。
同様に、穏やかな音楽を好む人が大音量でロックを聴けば、不快な騒音に感じるかもしれません。
耳慣れず主張の強い音は耳障りに感じるものです。
ですので、身近に「泣きわめく赤ん坊」がいなければ、赤ん坊の泣き声がとてもイヤに感じる、コレ自体はどうしようもない事です。
(もちろん、自分の生活環境とは関係なく、豊かな想像力と広い心で許してくださる方も少なくありませんが)


とはいえ、たとえ機内で私の近くに大ッ嫌いな怒声を上げる男性が居たとしても、本人に復讐の機会を狙う事はあっても(笑)、まあまず航空会社に文句をつけようとは思いませんね。
というか、今まで何度かそういう事がありましたが、実際文句をつけた事は一度もありません(もちろん本人への報復もね)。

あと、先日デルタに乗った時は、すぐ後ろの女性がそれはもう具合が心配になってくるほどの大イビキで寝ていたと思ったら突然大声で寝言を口走ったりもしましたが、それももちろん黙ってやり過ごしました。
そしたらCAさんが飛んできて、優しくその人をさすりながら「大丈夫、心配ないわよ」と囁いてました。CAさんも大変だなあとは思うけど、誰が彼ら彼女らを責めようと発想するのでしょう。

けどさあ、それって私が特別に寛容だからじゃなくて、誰もがやってる当然の事じゃん。
電車よりは高いお金払っていると言っても、所詮はパブリックスペースなんだし。中にはイヤな音声立てる人もいるよ。大イビキ、酔っ払い、言い出したらきりがないもの。

だから大抵の人は、本人にも、ましてや航空会社にも文句をつけず、自己防衛で済ませます。
最近ではノイズキャンセリングヘッドフォンを搭載している航空会社も多いですし、殆どの所は耳栓を配ってくれます。それらの効果に満足が行かないなら、ボーズでもソニーでもいくらでも良いメーカーのを持参すれば良い事です。


でも不明さんはやっぱり不明だった(笑)。
その文句をお母さんにぶつけるってとこまでならまだしも(それだってハッキリ言って母親でもどうしようもない時もあるんだぜ、と言いたいがそれはここでは別問題なので割愛)、何故それをJALに言う
しかも、その時の客室乗務員さんだけでは飽き足らず、降りた後までネチネチと文句をつけに行くんですぜ。
率直に言わせていただこう。こいつバカだろ


そして、不明さんが最も不明なのはここからだ。
彼女、さっきもちらっと書きましたが、着陸時にシートベルトを外して通路を走ったのです。
着陸時にシートベルトを外して通路を走った
コレは完全に犯罪です
もう、機長権限でタイーホされても文句は言えない(いや言っただろうけど彼女なら)行為ですぜ。


さらにさらに、そんな違法行為をしておいて、それをドヤ顔でコラムに書いて原稿料もらうときたもんだ。
こうなってくると「不明さん」って仮名にも、「愚か」って意味だけじゃなく「わけがわからない」の意味まで発生してくる勢いです。

しかも、読者投稿とかではなく、この人コレで日常的にお金もらってるんだって。プロなんだって。本とかまで出しちゃってるんだって。
恥ずかしい。恥ずかしすぎる。私だったら富士の樹海に逃げ込んで、一生人前に出られなくなるレベルだ。
ついでに、彼女の出してる本を見たら「美人革命」とか書いてあって、そのタイトルと本人の顔とを比べちゃったもんだから、他人事なのにこっちまで恥ずかしくなってきたよ(笑)。


まあ、司馬遼太郎先生を見習えとは言わないけど、かの先生はあれほどの文筆力を持ちながら、ご自分の書こうとしている題材の関連書籍をそれは山のように読破した上で執筆にあたっていらっしゃったんですよ。
先生の書斎にはぐるりと本棚があったそうですが、それらはすべてその時書いている作品の資料「だけ」で埋め尽くされていたのだとか。
もちろん、司馬先生に限らず、そういう作家さんはほかにも大勢いらっしゃいます。
素晴らしいと思うけど、それは「プロ」としてみれば当然の事です。
曲がりなりにも「プロ」を自称する者が航空会社についてのコラムを書くなら、そもそも着陸時にシートベルト外して席を立つのが重罪である事や、航空会社によっては乳児の泣き声についてのクレームは一切受けないと明記している事など、最低限調べておくべき事が、沢山あったのではないですかね。


この不明さん(仮)騒動について、世間では彼女の赤ん坊への不寛容が主にバッシングされているようだけれど、乳飲み子を持つ母親にしては珍しく、私は若干違う方向から「不明さん不明すぎるぜ」と思っているよという、そういうお話でございました。

またまた東武イベント写真

2012-11-22 00:16:53 | ダンス話&スタジオM
8月に行われた「東武ハワイアンフェスティバル」の写真がまたまた届きました~

今回ご紹介するのは、Kuni Nakaiさんの撮影した写真です。
Kuniさんは雑誌『フラレア』などでもおなじみの、ハワイ在住の写真家の方です。




普段からフラの写真を撮り慣れている方だけあって、「フラらしい瞬間」をとらえる技術が素晴らしいですね
特に私が嬉しかったのはコレです、コレ
この瞬間こそ、この曲の中で私が最も神経を遣っている瞬間なのです。




二人セットの写真はこんな感じ。
ホンモノの花とマイレがちゃんと写っている写真があって良かったです。




四代目の写真も幾つか撮っていただきました。
どうせなら、後ろに写っている残念な母親を消していただけると助かるのですが(笑)。
何しろ暴れん坊将軍こと四代目が出ている時は自分の見てくれにまで注意を払う余裕が無くなるもので……

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