舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

メリモDVDは悪魔の誘惑

2015-08-10 06:11:41 | ダンス話&スタジオM
おはようございます。
まだアウアナ全編と特典映像しか手を出してないのに、朝が来てしまった筆者でございます。
げに恐ろしきはメリモDVD。容赦なく睡眠時間を奪ってゆくわ。


日中に8月のイベント2本のリハーサルを無事敢行し、ホッと一息ついたところで今年のメリモDVD鑑賞を再開しました。
今日はまず11番のHNKOLのところから観始めて、それ以降も続けて観て最後まで行ったら1から始めてまたHNKOLを観たところでゴールというコースでした。
何か1組だけ執拗に2回観てますが気にしない。

執拗に観まくってる甲斐あって、我々はHNKOLの凄いところをもう一つ発見してしまいました。
そのあたりは無謀におっぱじめようと思っている全出場者紹介に書きたいと思います執拗に(笑)。


ずっと書きたいと思っていた全出場者ダイジェストに取り掛かるべく、DVDを観ながらプログラムの余白にメモ取ってたんですが(会場じゃなくて家でやってんだからちゃんとした紙に書きゃ良いものを、どうもプログラムの余白に書いた方がノルんだよねぇ)、問題はこの感想文(※不適切な記述含む)をどうやってご紹介するかです。

私としても、出来る事なら「良いこと」だけ書いていたいし(今なんか自分の鼻が長くなったような気がするが気のせいだろう)、メリモともなると良い感想の方が多いんですが(アレッまた鼻が長くなった)、実は良くない感想にこそ重要な事が込められていたりするのです。

たとえば、あるグループに対して書いた「とにかくこれ以上ないくらい力が入っている それがいい事とはかぎらない」という記述。
まあなかなかHNKOLの境地にまで達するのは難しいとしても、フラ(特にアウアナ)は「リラックスしていること」がものすごく重要な要素です。
鼻息を荒くして肩にチカラを入れて作ったものばかりが良いとは限りません。むしろ、そういう取り組み方は極めてフラらしくない。フラから遠ざかってしまいかねないのです。


また別のグループに対しては、「マニュアル踊り 小手先で踊ってる 語りかけるものはない」と派手にぶった切ってます。
フラダンサーはストーリーテラーなのです。物語を雄弁に語らなきゃ意味が無いと私は思ってます。
もちろん、物語をより訴求力のあるものにする為に、魅力的な声の出し方や説得力のある話し方を身につけるのも非常に大切です。

ちなみに微笑ってるだけ先生本人よりマシ」と書いてありまして、こちらの先生、確かに笑顔がないです。
っていうかその方、表情が無いのね。血筋的にかなり幼い頃からフラを仕込まれているでしょうに、魅力的な表情とか、より美しく見せる踊り方などを研究している形跡がほとんどゼロという、ある意味お気の毒とも言える方でした。
先生がああだと、お弟子さん達が素敵なストーリーテラーになるのはなかなか難しいだろうなぁ……。


そしてもうひとつ、さらに別のグループについて重要なコメントが。
「オシャレ・上品にしようとして失敗している」
ううううう、我ながら恐ろしいコメントだぜ(笑)。
ただこれは厳然たる事実で、ようは「自分のキャラクターを正確に把握しておく事」が非常に重要なのです。

こないだの「モデル着用コーデ」の話じゃないですけど、えてして自分の想像と現実にはギャップがあるものです。
もちろん果敢に新しい物にチャレンジするのも良いですが、ここはメリモの大舞台。やはり自分のキャラクターに合ったものをチョイスしておくのが賢明というものです。


これは日本で様々な舞台に立つ我々日本人ダンサーにも同じ事がいえます。

ひとたび様々な団体の出演するイベントに出てみれば、ご出演なさっている他教室様もまた、見事なまでに十人十色。グループごとの個性って本当にハッキリしているものです。
しかしながら、その個性をご自分で把握出来ておられる方がどれだけいらっしゃるかというと、私は大いに首を傾げざるを得ません。
自分の個性・自分達のスタイルを客観的に捉えられて初めて素敵なフラが踊れるようになると私は思います。


あああ。抽象的な話をしてたら眠くなってきたぜ。
今日のところはとりあえず寝ます
いたずらに個人・団体を特定せぬまま、重要な事を話すにはどうすればいいか、方法を考えますね。
もちろん、各出場者の素晴らしかった点は、バリバリ名指し画像入りでお話しする所存です。



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