こんばんは。あ、もうすぐ「おはよう」になってしまう。そんな今日も平常運転の筆者でございます。
世の中には色んな「才能」があります。
英語でgiftと言うだけあって、コレは生まれる時に神様から頂くモノなので、ハッキリ言って自分の意思じゃどうしようもない。
私も出来る事なら「モノを片付ける才能」「食べても太らない才能」を与えて欲しかった。って後者は明らかに才能じゃないですが。
ただ、才能のうちには努力でまかなえるものもけっこうあります。
例えば私がダメダメな「片付け」は断捨離の本を読んで頑張ってやってる方も多いでしょうし、世の中のスリムな人が皆幸せな体質ゆえに細い訳ではなく、厳格な食事制限や運動でキープしておられる方もいらっしゃるでしょう。
で、フラも実は「努力でまかなえる部分」がかなり多いジャンルになります。
多くのフラ・ダンサーが直面し、「私って才能ないんだわ…」と思ってしまいがちな「壁」の殆どが努力で突破出来たりします。
私自身、ウチの母とか四代目と自分を比べるともう生きているのがイヤになるくらい才能がない!(笑)
そんな私のような悩みをお持ちのフラ・ダンサーの皆様に是非おすすめしたいのが、振付やフォーメーションを覚える際に、ピンポイントにフォーカスするのではなく、全体像を見るようにする事です。
振付を覚える時、先生の動作が素敵だなあとか、難しい動作だなあと感じると、ついついその部分「だけ」に注目しがちですが、そうしたいのをグッと堪え、必ず全身を見るようにしましょう。
たとえば先生のヒップが優雅にスウェイしていたとします。そうすると何とかお手本と同じようにスウェイすべくヒップの動きにばかり注目しやすいところ。
しかし、ヒップだけを見ていると、それを何とかする事に躍起になるばかり姿勢が崩れたり(一番なりやすいのは屁っ放り腰)、上半身が連動して動いてしまったりと、残念な事になりがちです。
一番いけないのは、ヒップを動かそうとするあまり作為的な動かし方になる事です。
フラのヒップはタヒチアンやベリーダンスの一部の動作のようにそこだけを動かしている訳ではなく、つねにステップに自然とついて来るものであるべきです。
ですから、正しくステップを踏んでいればいつか必ず出来るようになる訳で、入門段階において意識的に動かそうとする必要は一切ありません。
そういう点も、ヒップだけに注目しないで全体を見るように心がければ自ずと気づく事が出来ます。
ヒップに限らず、ハンドモーションや顔の付け方、肩の使い方(みだりに動かさないというのは、まったく使わないという意味ではありません)なども、あまりその一点ばかりに着目してしまうと、変に強調されたわざとらしい動きになりがちです。
つねにお手本の全体を見るように心がけ、目立つ部分だけでなく、「抑えている部分」にも意識を向ける事が大切です。
また、本番に向けてフォーメーションを覚える際も、「全体の把握」がたいへん重要です。
立ち位置を覚えたりフォーメーションしたりするのが苦手な方は、「自分の」「今現在の」動きばかりに気を取られている場合がほとんどです。
自分の動きしか考えていないと、自分がどう動くか忘れてしまった時にどうにも対処のしようがありません。
また、今の動きだけ考えていて次の展開が眼中にないと、正しく動けなくなってしまいます。
そうならない為には、常に全体の動きを意識することが肝要です。
ここでこう形状を変えるとか、ここで前後を入れ替えるとか、自分ひとりではなく全体の流れを考えるようにすると、自分だけとんでもない事をしてしまったり、列を乱してしまったりといったミスを避けられます。
そして、今の動きだけでなく「その次に来る動作」も考えておく事で、動きそびれたり出遅れたりせずに済みます。
少なくともウチの教室では、なかなか覚えられないとか、フォーメーションが苦手だからといって生徒さんを怒ったりする事はまったくありませんし、それがために舞台に出さないなどという事は決して致しません。
人間、誰しも苦手な事はあるからです。私だって片付けられないし(※それは関係ない)。
「コレが苦手だなぁ」と思っても、場数を踏んで経験値を上げて行くうちに自分なりの対処法が見つかりますし、見つからなくてもレッスンで訊いて頂ければ前向きかつ実用的なアドバイスをしております。
何か苦手なものがある場合、ダメだからといって放棄するのではなく、改善すべく努力する事はとても大切です。
たとえば立ち位置やフォーメーションを覚えるのが苦手だったら、レッスンやリハーサルの際、立ち位置を書いたメモを自分で作って、移動や注意点もしっかり書き込んで、踊っている間もそれを手放さないようにしましょう。
もし「苦手」という自覚がなくても、気づいたら自分だけ列から外れていたとか、一瞬どこに行ったらいいのかわからなくなったなど、踊っている途中で「あれ?」と思う事があったら、入念なメモを取って活用する事をおすすめします。
う~、私も少しは片付けるように努力せねば。
でも私のダンス人生、白鳥になっている(=表面上そう見えなくても水面下で必死に足掻いてる)場面ばかりなので、ダンス以外の分野ではそうそう頑張れないのだ。
まあ三年寝太郎みたいなモノです。違うか。
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世の中には色んな「才能」があります。
英語でgiftと言うだけあって、コレは生まれる時に神様から頂くモノなので、ハッキリ言って自分の意思じゃどうしようもない。
私も出来る事なら「モノを片付ける才能」「食べても太らない才能」を与えて欲しかった。って後者は明らかに才能じゃないですが。
ただ、才能のうちには努力でまかなえるものもけっこうあります。
例えば私がダメダメな「片付け」は断捨離の本を読んで頑張ってやってる方も多いでしょうし、世の中のスリムな人が皆幸せな体質ゆえに細い訳ではなく、厳格な食事制限や運動でキープしておられる方もいらっしゃるでしょう。
で、フラも実は「努力でまかなえる部分」がかなり多いジャンルになります。
多くのフラ・ダンサーが直面し、「私って才能ないんだわ…」と思ってしまいがちな「壁」の殆どが努力で突破出来たりします。
私自身、ウチの母とか四代目と自分を比べるともう生きているのがイヤになるくらい才能がない!(笑)
そんな私のような悩みをお持ちのフラ・ダンサーの皆様に是非おすすめしたいのが、振付やフォーメーションを覚える際に、ピンポイントにフォーカスするのではなく、全体像を見るようにする事です。
振付を覚える時、先生の動作が素敵だなあとか、難しい動作だなあと感じると、ついついその部分「だけ」に注目しがちですが、そうしたいのをグッと堪え、必ず全身を見るようにしましょう。
たとえば先生のヒップが優雅にスウェイしていたとします。そうすると何とかお手本と同じようにスウェイすべくヒップの動きにばかり注目しやすいところ。
しかし、ヒップだけを見ていると、それを何とかする事に躍起になるばかり姿勢が崩れたり(一番なりやすいのは屁っ放り腰)、上半身が連動して動いてしまったりと、残念な事になりがちです。
一番いけないのは、ヒップを動かそうとするあまり作為的な動かし方になる事です。
フラのヒップはタヒチアンやベリーダンスの一部の動作のようにそこだけを動かしている訳ではなく、つねにステップに自然とついて来るものであるべきです。
ですから、正しくステップを踏んでいればいつか必ず出来るようになる訳で、入門段階において意識的に動かそうとする必要は一切ありません。
そういう点も、ヒップだけに注目しないで全体を見るように心がければ自ずと気づく事が出来ます。
ヒップに限らず、ハンドモーションや顔の付け方、肩の使い方(みだりに動かさないというのは、まったく使わないという意味ではありません)なども、あまりその一点ばかりに着目してしまうと、変に強調されたわざとらしい動きになりがちです。
つねにお手本の全体を見るように心がけ、目立つ部分だけでなく、「抑えている部分」にも意識を向ける事が大切です。
また、本番に向けてフォーメーションを覚える際も、「全体の把握」がたいへん重要です。
立ち位置を覚えたりフォーメーションしたりするのが苦手な方は、「自分の」「今現在の」動きばかりに気を取られている場合がほとんどです。
自分の動きしか考えていないと、自分がどう動くか忘れてしまった時にどうにも対処のしようがありません。
また、今の動きだけ考えていて次の展開が眼中にないと、正しく動けなくなってしまいます。
そうならない為には、常に全体の動きを意識することが肝要です。
ここでこう形状を変えるとか、ここで前後を入れ替えるとか、自分ひとりではなく全体の流れを考えるようにすると、自分だけとんでもない事をしてしまったり、列を乱してしまったりといったミスを避けられます。
そして、今の動きだけでなく「その次に来る動作」も考えておく事で、動きそびれたり出遅れたりせずに済みます。
少なくともウチの教室では、なかなか覚えられないとか、フォーメーションが苦手だからといって生徒さんを怒ったりする事はまったくありませんし、それがために舞台に出さないなどという事は決して致しません。
人間、誰しも苦手な事はあるからです。私だって片付けられないし(※それは関係ない)。
「コレが苦手だなぁ」と思っても、場数を踏んで経験値を上げて行くうちに自分なりの対処法が見つかりますし、見つからなくてもレッスンで訊いて頂ければ前向きかつ実用的なアドバイスをしております。
何か苦手なものがある場合、ダメだからといって放棄するのではなく、改善すべく努力する事はとても大切です。
たとえば立ち位置やフォーメーションを覚えるのが苦手だったら、レッスンやリハーサルの際、立ち位置を書いたメモを自分で作って、移動や注意点もしっかり書き込んで、踊っている間もそれを手放さないようにしましょう。
もし「苦手」という自覚がなくても、気づいたら自分だけ列から外れていたとか、一瞬どこに行ったらいいのかわからなくなったなど、踊っている途中で「あれ?」と思う事があったら、入念なメモを取って活用する事をおすすめします。
う~、私も少しは片付けるように努力せねば。
でも私のダンス人生、白鳥になっている(=表面上そう見えなくても水面下で必死に足掻いてる)場面ばかりなので、ダンス以外の分野ではそうそう頑張れないのだ。
まあ三年寝太郎みたいなモノです。違うか。
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