舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

Ho’ike Lanakila 2019

2019-06-14 14:12:55 | ダンス話&スタジオM
ツイッターまとめ機能が終了してしまったので、試しにツイートをコピペして投稿してみようと思います。
ツイッターは140文字ずつ小分けに投稿しなければならないので、書き方が長文向けでなく読みづらかったら申し訳ありません。
そしてツイッターをお読みくださっている方はダダ被り失礼致します🙇‍♀️


さて。ホイケラナキラが千秋楽まで行ったようなので、ぼちぼち感想をつぶやいて参りましょうか。



入場時、我々はプログラムと共にこちらのパスを頂きました。これを提げるとデルタ航空の回し者感がハンパなくなり、最近とんとご無沙汰なのがなんだか申し訳なくなって来るので宣伝効果覿面です。過去に乗った際カクテルのウォッカ比率が物凄くてメチャ強だった事を思い出しつつバックステージへ。
デルタパスを持っている人は開演前にバックステージにて行われるpule(お祈り)を観させていただけます。150人に及ぶ出演者が作った円の内側にもう1つの円を形成してお祈りを聴きます。しかしこれだと出演者の方々にお尻を向ける格好になるのが心苦しかったです。
しかも私がお尻を向けているのがちょうどオラナさんご一家で、ハワードさんとナタリーさんの凄すぎるハモリが後ろから聞こえてきて、敬虔にこうべを垂れつつもオルフェウスの神話の苦しみを味わっておりました。
puleの後は出演者の皆様にgive me five をして帰ります。しかしこの時マミちゃんが不在だったため、前述のナタリーさんやイオラニさんに「ママはどこ?」「ママ大丈夫?」とメッチャ心配されてしまい、「彼女は無事です、すぐ来ます」などと言ってるうちに本人が間に合ってホッとしましたw。

客席に戻ったところで開演。確か前回もあったスクリーンに加え、初めて見る竹のライティングが新鮮な感じでした。しかし場所が場所なもので私のような者には中央の山状のセットがプロメテウス火山に見えて仕方ない。
司会はもちろんキナさん&カラニさんです。今回は爆笑必至トークに加え、お2人の歌まで何度も聴けて嬉しかったです。ホンット才能溢れるご兄弟だよなぁ。年々進化を続けてらっしゃる踊りも観たかったなあ。

構成は以前観た時と同じ感じで、「カヒコ数曲→アウアナ数曲」の流れを3回ほど繰り返す流れでした。カヒコは1チーム1演目で、アウアナは「まず群舞があり、クムやトップダンサーの踊りを挟んで、早着替えを済ませたメンバーが戻ってきて群舞で締める」というセットが各チームごとに演じられました。
この構成の素晴らしく、かつ容赦ない所は、各チームの特徴や実力がものすごくわかりやすく曝け出され比べられる所です。つまり観客にとってはこれ以上ないくらい親切な構成ですし、出演者としてもさぞ腕の鳴るステージでしょう。
特にクムにとってはプロデュース能力と自分自身の踊りの両方を余す所なく見せられる舞台ですので、本当にやり甲斐のある仕事であろうと思います。皆様かなり力を入れているのが伝わって来ました。

今回の出演クムの中に現在我々が最も崇拝している方がいらっしゃいまして、その方のエレガンスの極みの踊りを間近で拝見することが出来て、天にものぼる心地でした。生徒さん達もエレガントな振付で踊っているのですが、見目麗しく豪華な衣装をまとった彼女達よりクムの方が遥かにエレガントなのです。
また演目として特に良かったのはカヴァイウラオカラーの今年のメリモのアウアナがホイまでフルコースで観られた事!!! メリモ会場よりずっと距離が近いので、細かい振付まで観られてとても良かった。さらに歌がケアウホウなのも素晴らしかったです。
そして最大の喜びはその次にやって来ました。
続けて登場したカヴァイリウラーのメンバーに推しのベテランダンサーさんを見つけて喜んでいたら、なんと彼らの2曲めが!あの! Toad Songだったのです!!!!!!
Toad Songはカヴァイリウラーが20年以上前にメリモで初披露した最高傑作です。ハワイ語力とカエル愛の両方で尊敬してやまないプアケア・ノーゲルマイヤー御大が、そのカエル愛を余す所なく迸らせた神曲に、チンキーさんがノリノリで振りを付けた奇跡の作品なのです。
しかも前述の推しダンサーさんがこの曲を踊ると本当に凄いのです。完全にカエルにしか見えません。その上歌っているのがナーホアときたらもう昇天するしかないですよ。

昇天まで行ったのはToad Songと前述の崇拝するクムの踊りくらいでしたが、他にも感動は沢山ありました。やはり全演目通して言えるのは、メリモの曲目や衣装をすぐそばで観られるのが素晴らしかったという事です。
また、どのチームもそれぞれあの特殊な形状の舞台に合わせてフォーメーションに力を入れており、やはりステージのクオリティ向上のためにフォーメーションは重要なのだと思いました。フォーメーションって作るのも実践するのも大変だけど、頑張る価値は十分あります。

ラストは全員が舞台に立ち、最前でクムがパフを叩いてダンサーが一緒に踊るという壮大なフィナーレでした。
全体を見渡していると、カヴァイリウラーの推しダンサーさんは今まで顔芸の素晴らしさゆえ推していたんですが、踊り方も非常に美しいと気づきました。姿勢、特に頭の位置が他の方と全然違う。
大迫力のエンディングに感動していたらハナホウになりました。出てきたのはカウアイ島のレイナーアラさんのところ。出演団体が多すぎてウッカリしてたけどそういえばこちらのアウアナが無かったよ。ってそしたらこれもプログラムの一部って事じゃん!ここまであからさまなヤラセハナホウ初めて見たよwともあれ、レイナーアラさんは衣装も髪型も踊りも可愛くて好きなので、最後に観られて良かったです。

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