相変わらず、発表会プログラムに使う写真を物色中です。
そしたら、こんなのが出てきました。
こないだの冬に中東に行った時に撮った写真です。って、やっぱし異様にミズっぽい......。
とはいえ、まさかホンモノの中東をこんなベタオリエンタルな格好で歩いたわけでは決してなく、日が暮れて宿泊施設に引っ込んでからの扮装です。
私達が泊まったのはイタリア系の所だったため、出て来る食事もお客さんも施設内の使用言語もほとんどイタリア(いちおう英語は通じますが)。
しかし、折角中東に来ているのですし、イタリア人から見たら私も十分アジア人ってことで、夜の装い用に、絞り染めのインド製ストールとスカートのセットや、なんちゃってキモノ、額飾り、和柄ちりめんブラウスなどを持っていったのです(そーゆうことしてるから荷物のガサと重量が)。
この写真の扮装は、とくに「アラビアンナイト」と銘打ったイベントが開催されていた夜に着たものです。
イベント自体は非常に大した事なかったのですが(笑)、スタッフがアラビアの衣装を着ていたり、手の甲に「love」を意味するアラビア語を書いてもらったりと、それなりに趣向を凝らしているようでした。
こうしてみると、普段はアジア離れしていると思っている自分の顔もけっこうアジアですね。
モンゴロイドとは若干違う感じのアジアですが(ちなみに私は、生まれつき蒙古斑がない5%のモンゴロイドのうちの一人です)。
いや、人種以前に性別が違う感じです。
そういえば、こないだ遊びにいったニューハーフショーのトップダンサーさんにも、やけに親しみのこもったまなざしを向けられている気がしたものです。
ご存じない方のために断っておきますと、私は一応生まれも女、育ちも女でございます。
いえ、この写真で最も異彩を放っているのは、人種も性別もあやふやな私ではありません。
私の手の上に乗っているかえるちゃんです。
このケバい女(?)の手元に、どう考えても似合わない淡い色合いのかえる...。ってか、色合い以前に、こんな女(?)がかえる連れな事がそもそも異彩でしょう。
しかしながら、このかえるちゃんは私の愛しのかえる王子、つまり家庭内カーストにおいて最も高い位置に君臨するドンです。
したがって、かえるちゃんは我々が(というより私が)どこへ行くにも一緒についていき、私のおなかの上でまったりし、甘いものを充分に与えられています。
かえるちゃんは運や愛嬌だけでこの地位まで上り詰めたわけではありません。
この子、それはそれは肝が据わっているのです。私が世の中のすべてのかえる達に愛を注いでいても、そしてそのうち数名を溺愛してお持ち帰りしても、彼の心が乱される事はありません。
「自分の地位が脅かされるんじゃないか」なんて心配は欠片もせず、むしろ新しく来た子を優しく迎え入れ、「かえるがふえてうれしい」とニコニコしています。
人間としても、是非見習いたい器の大きさなんです。
でもこの泰然自若ぶりは、自分に対して絶対の自信がなければ至れない境地ですよね。
私は、ムダに謙遜する人よりも、自信があって誇り高い人が好きです。
これほどまでにかえるちゃんを好きなのも、その辺りに理由があるのでしょう。
そしたら、こんなのが出てきました。
こないだの冬に中東に行った時に撮った写真です。って、やっぱし異様にミズっぽい......。
とはいえ、まさかホンモノの中東をこんなベタオリエンタルな格好で歩いたわけでは決してなく、日が暮れて宿泊施設に引っ込んでからの扮装です。
私達が泊まったのはイタリア系の所だったため、出て来る食事もお客さんも施設内の使用言語もほとんどイタリア(いちおう英語は通じますが)。
しかし、折角中東に来ているのですし、イタリア人から見たら私も十分アジア人ってことで、夜の装い用に、絞り染めのインド製ストールとスカートのセットや、なんちゃってキモノ、額飾り、和柄ちりめんブラウスなどを持っていったのです(そーゆうことしてるから荷物のガサと重量が)。
この写真の扮装は、とくに「アラビアンナイト」と銘打ったイベントが開催されていた夜に着たものです。
イベント自体は非常に大した事なかったのですが(笑)、スタッフがアラビアの衣装を着ていたり、手の甲に「love」を意味するアラビア語を書いてもらったりと、それなりに趣向を凝らしているようでした。
こうしてみると、普段はアジア離れしていると思っている自分の顔もけっこうアジアですね。
モンゴロイドとは若干違う感じのアジアですが(ちなみに私は、生まれつき蒙古斑がない5%のモンゴロイドのうちの一人です)。
いや、人種以前に性別が違う感じです。
そういえば、こないだ遊びにいったニューハーフショーのトップダンサーさんにも、やけに親しみのこもったまなざしを向けられている気がしたものです。
ご存じない方のために断っておきますと、私は一応生まれも女、育ちも女でございます。
いえ、この写真で最も異彩を放っているのは、人種も性別もあやふやな私ではありません。
私の手の上に乗っているかえるちゃんです。
このケバい女(?)の手元に、どう考えても似合わない淡い色合いのかえる...。ってか、色合い以前に、こんな女(?)がかえる連れな事がそもそも異彩でしょう。
しかしながら、このかえるちゃんは私の愛しのかえる王子、つまり家庭内カーストにおいて最も高い位置に君臨するドンです。
したがって、かえるちゃんは我々が(というより私が)どこへ行くにも一緒についていき、私のおなかの上でまったりし、甘いものを充分に与えられています。
かえるちゃんは運や愛嬌だけでこの地位まで上り詰めたわけではありません。
この子、それはそれは肝が据わっているのです。私が世の中のすべてのかえる達に愛を注いでいても、そしてそのうち数名を溺愛してお持ち帰りしても、彼の心が乱される事はありません。
「自分の地位が脅かされるんじゃないか」なんて心配は欠片もせず、むしろ新しく来た子を優しく迎え入れ、「かえるがふえてうれしい」とニコニコしています。
人間としても、是非見習いたい器の大きさなんです。
でもこの泰然自若ぶりは、自分に対して絶対の自信がなければ至れない境地ですよね。
私は、ムダに謙遜する人よりも、自信があって誇り高い人が好きです。
これほどまでにかえるちゃんを好きなのも、その辺りに理由があるのでしょう。