舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ドレスコード「ブラックタイ」とは?

2014-11-18 04:28:09 | ダンス話&スタジオM
来月東京のホテルオークラで開催されるクリスマスパーティーの案内に、「ドレスコード:ブラックタイ」とありました。


さて、ブラックタイとは何でしょうか。
どうやらフォーマルな装いを求められているのは分るが、どのくらいのランクの「フォーマル」なのか?

ちなみに母マミちゃんは憎らしいほど正確に知っていました。あの人はド貧乏学生とはいえハワイでディスコでオールナイトでソウルトレインな学生時代を送っていたので、ドレスコードみたいなモノには詳しいんだね。

しかし、一般的な日本人ならほとんどの方が疑問に思う事でしょう。
そこで本日はパーティーやクルーズ船などで「ブラックタイ」というドレスコードを示されたけど何だか分らない方のために、私の知る限りの事をご紹介しようと思います。


「ブラックタイ」は夜のフォーマルにおいて2番目に格の高い装いを指すそうです。
とはいえ、1番目ってのは燕尾服が用いられるようなドフォーマルの事ですので、一般的なフォーマルとしてはもっとも格が高いと思って良さそうですね。

男性はごく簡単です。
「ブラックタイ=タキシードの事」なのだそうです。
ディナーや夜に催されるパーティーなどにおいて、ブラックタイ、あるいは礼装との指定を受けた時、タキシードを着用しておけばほとんどの場面で礼を失する事はまず無いと見て良さそうです。




ただしタキシー●仮面、お前はダメだ。

何故ダメかって大学生のくせに女子中学生と付き合う変態だからではなく、タキシードで仮面をつけてるド変態だからでもなく(いや仮面舞踏会でもないのに仮面つけてたらやっぱマズいでしょうが)、タキシード某なのに蝶ネクタイが白だからなのです。

いやぁ、コレは私も今回調べて初めて分ったんですけど、タキシードに白い蝶タイというのは正しい組合せじゃないらしいですな。白蝶タイといえば燕尾服とのこと(だからあちらは「ホワイトタイ」なんですね)。

そもそもタキ●ード仮面の着ているアレはタキシードですら無く「尾の無い燕尾服」なんだそうですし、って尾がなくても燕尾服なら白タイは正解なのか、いやそもそも名前が「タキシード某」だから……などと考えていると混乱を来して参りますので、タキシードに白タイで薔薇をぶん投げながらキザな台詞吐くのはとにかくNGって事で一つよろしくお願いします。って何がよろしくなんだ、私。


それにしても私にはこの格好がどうしても冗談としか思えなくて、彼をカッコいいと見なす作中人物や現実の「乙女」達と自分の差は何なんだろうとしばしば考えさせられたものです。
まあ、実父が白タキシードに赤い蝶タイ(しかも大きめ)で結婚式の新郎をやった黒歴史の持主である私が偉そうに言える事ではないわな。


何かタキシード某に無駄な字数を割いてしまいましたが(※なんだかんだ言って結構あのアニメが好きだったんだね)、ブラックタイの話に戻りましょう。
肝心な女性の装いの話です。


「ブラックタイ」の時の女性の装いはイブニングドレスと思っておけば良さそうです。
要するにロング丈で、肩や胸元、背中が程良く出ており、素材も装飾的なものが望ましいとの事。
もちろんドレスだけでなく、アクセサリーも使って華やかに装います。
髪型もお化粧もしっかり作った方がいいですね。というか、フォーマルな装いでナチュラルメイクや普段のままの髪型だとやっぱり合わないわけで。

バッグはやっぱクラッチとか小さめのがいいんだよなぁ。何かと荷物の多い私には難しいんだけど。
ハリポタのハーマイオニーが持ってた「恐ろしいほどの量の物が入るビーズのバッグ」、私も欲しいなぁ。




とりあえず、パーティーには土曜日の結婚式でも使った「イタリアの某革製品ブランドのカエルバッグ」(上の画像で私が持っている子)を持っていこうと思います。
実はアレは子供用であのブランドとは思えないほど安いのはナイショだ。


ではここで、当ブログ名物・悪い例イラストを載せておきましょう(笑)。




フラやハワイ絡みのパーティーだと、自分の持っている舞台衣装を活用したくなる事も有り得ますが、フォーマルな装いが求められるパーティーにはあまり適していない物も多いです。


まず一番左、半端な丈の物

フラは何だか足首やくるぶしの見える「半端なロングドレス」で踊っている人がすごく多いです。
でもコレ、体型が良く見えないだけでなく、床より短くなっちゃうと途端にフォーマル感が失せるものです。
いくら素材がベルベットなどでも、丈が半端に短いとエレガントではなくなってしまうんですね。
「イブニングドレス」は必ずしもフロアレングスでなくていいとはいえ、やっぱりドレスコードのあるパーティーには、床まで届く長さが断然おすすめです。


次に真ん中の露出するとこを間違えているケース。体型に自信のある方に多く見られます(笑)。

夜のフォーマルドレスはデコルテを露出したり、背中が大きく開いたものが良いとされますが、ハラがむき出しなのは「イタい人」に認定されてもやむを得ない服装です。
プロポーションを活かすには、ボディコンシャスなドレスにするとか、スカートにエルサ様のようなスリットを入れるなどの方法がよろしいとおもいます。


そしてある意味一番問題なのが(笑)右のクリスマスツリーみたいなモールつけてる人!!

実はコレ、本当にあった怖い話なのです
クリスマスとは全然関係のない場面でコレを装着したダンサーに遭遇した事は以前ブログでネタにしたもとい取り上げたのでここでは詳述しませんが、「なんかモールってレイっぽいじゃん!しかもクリスマスだからちょうど良い!!」などと早合点しない事を切実にお勧めいたします。
もちろん内輪のパーティーなら自由だけど……ドレスコードのあるようなパーティーでそれは………


ドレスコードってのは決して堅苦しく考えるものではなく、その場に相応しい格好をする事で自分も輪の中にすんなり入るための便利なガイダンスだと私は思います。
特に我々日本人はなかなかフォーマルな装いをする機会がありませんので、一種のコスプレくらいのつもりで滅多に無い種類のオシャレを楽しめるチャンスでもあります。
第一、ゴージャスな会場においしい食事、一流のエンターテイメントが揃った素敵なパーティーでは、自分も華やかに着飾っていた方が楽しいものです。
来月は何を着ていくか今から考えとこう~



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って、よく見たらこのアルパカ、赤い蝶ネクタイなのね!
結婚式の時の実父と同じだ(爆)

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