今日は特別に、2/4 Lei Na Hoku宇都宮公演でお披露目する衣装をご紹介しましょう
といってもホンの一部の一部、ヘッドドレスのとある部分です。
全体を見るとそりゃもう想像を絶するゴージャスさなのですが、まあドレスや他の小物も含めた全体像の公開は本番当日までのお楽しみという事で
なぜ黒い羽根かと申しますと、この衣装で踊る曲の中に「マモ (mamo)」という黒い鳥が出てくるからですね。
本当はこの鳥は一部が黄色なのが特徴的なんですが、まあマモが主題ではありませんし、ナーレイ・オ・カホロクーの真似みたいになるのもアレなんで(ってアレはオーオーだったんだけどね)、そこまで厳密には再現してません。
つーか、色彩感覚的に今回の衣装に黄色入れるのはムリ(笑)。
マモが出てくる一節はna mamo maka noe(霧を愛するマモ達)とあり、このヘッドドレスはまさにその部分から着想を得て作られてます。
霧にけぶる中で鳥達が戯れ、雫が黒い羽の上でキラキラと輝く、そんな情景です。
ちなみに、キラキラした雫は霧のせいばかりではなく、この場所(舞台になっているのはオアフ島のヌウアヌ。到着後の一日観光でよく行かれる、メチャ風の強い崖が有名)に雨が降っているためでもあります。
この雨はKiowaoという名で、霧や風を伴って山沿いに降る比較的冷たい雨です。
ヘッドドレスだけでなく、今回のスタジオ衣装がピーカン晴れのワイキキかなんかの元気な色よりもむしろロンドン辺りをイメージしそうなシックな色合いなのは、この雨が降っているからですね。
ついでにいうと、普段なら「new」の絵文字はを好んで使っている私が、今回の衣装について書く時だけはを使っているのもこのためです(笑)。
ただし、この衣装をただシックだとばかり思っていると後半で大きく裏切られる事になります。
まあ、予想なんてのは裏切られた方が楽しいですから、とりあえずシックなだけだと思って観ててくださいね(笑)。
他にも色々歌詞の意味とリンクさせている部分はあるのですが、まあ今回やるのはアウアナですしコンペじゃないんですから、そんな深い事は意識せず、ドレスとしてのシルエットの美しさ、ゴージャスさを堪能していただければと思います
ちなみにこのヘッドドレス、「見た目が美しい」「歌詞の意味とリンクしている」という特徴のほかにもうひとつ、我々もまったく予期していなかった3つ目の効能(?)があることが、じっさいにみんなで装着してみて初めて分りました。
コレを付けて踊ると、ありがたいことにおそろしいことに踊った時に頭が揺れ動いちゃう人が一発でバレバレなのです。
まあ、実際には凪いでいてもあたかも風が吹いているかのごとく見えるように出来てますから、当然っちゃ当然なんですけどね。
ウチは元々「頭を揺らさないよーに」ってことに関してはけっこうウルサイ教室ですので、皆さん日頃の基本レッスンである程度の土台は出来ていると思われ、絶望的かつ致命的に揺れちゃってダメって人は幸い見当たらないのですが、なまじみんなが静かなだけに、たまに少~し揺れちゃう人とか、首ごと下向いちゃう人などがものすごく目立つのです。
これってもしかして、私や子供時代から来ている生徒さん達がかつてケイキクラスのレッスンでやらされた、頭上にカセットテープのケースのせてステップする練習と、かなり近い効果があるんじゃないでしょうか?
だとしたら、せっかくですからこの機会に「頭がまったく動かないフラ」を習得しないテはないでしょう。
フラでは感情表現が非常に重要ですが、それは「決して必要以上には頭を振り動かさない」という条件下の事です。
どんなに感情豊かに踊っていても、そのために背中を丸めたり、頭がうるさく動いたりしては台無しという事なのです。
ここはひとつ「レイポオ」(頭に被るレイ)を想像してみてください。
あんなものをピンも使わず頭に乗っけたまま踊り続けるためには、どう考えたって頭の動きが静かである事が必要不可欠です。
姿勢よく顎を下げないでおくのはもちろん、どんなアップテンポであっても、バレエやジャズダンスではやり放題のスピンネックなどは禁物。手の動きなどに合わせて顔の方向をかえる時だって、あくまでも姿勢を崩さぬままやんわりと向かなければなりません。
コレを自然に行うよう心がけつつ、表情もしかるべき(つまり断じて「貼り付いた笑顔」などではない)表情にしなければならないのですから、フラも真面目に踊ろうとすると結構大変です。
完璧にやりおおせるのはなかなかハードだと思いますが、心がけるだけでだいぶ違ってきますので、ぜひ常に心がけておく事をおススメします。
ともあれ、そんな「ある意味非常に実用性の高い」ヘッドドレスで練習出来るのも最大であと3回!!
今回出演される皆さんは、一回一回を大切にしつつ、またいつものように愉快に本番を迎えましょう。
といってもホンの一部の一部、ヘッドドレスのとある部分です。
全体を見るとそりゃもう想像を絶するゴージャスさなのですが、まあドレスや他の小物も含めた全体像の公開は本番当日までのお楽しみという事で
なぜ黒い羽根かと申しますと、この衣装で踊る曲の中に「マモ (mamo)」という黒い鳥が出てくるからですね。
本当はこの鳥は一部が黄色なのが特徴的なんですが、まあマモが主題ではありませんし、ナーレイ・オ・カホロクーの真似みたいになるのもアレなんで(ってアレはオーオーだったんだけどね)、そこまで厳密には再現してません。
つーか、色彩感覚的に今回の衣装に黄色入れるのはムリ(笑)。
マモが出てくる一節はna mamo maka noe(霧を愛するマモ達)とあり、このヘッドドレスはまさにその部分から着想を得て作られてます。
霧にけぶる中で鳥達が戯れ、雫が黒い羽の上でキラキラと輝く、そんな情景です。
ちなみに、キラキラした雫は霧のせいばかりではなく、この場所(舞台になっているのはオアフ島のヌウアヌ。到着後の一日観光でよく行かれる、メチャ風の強い崖が有名)に雨が降っているためでもあります。
この雨はKiowaoという名で、霧や風を伴って山沿いに降る比較的冷たい雨です。
ヘッドドレスだけでなく、今回のスタジオ衣装がピーカン晴れのワイキキかなんかの元気な色よりもむしろロンドン辺りをイメージしそうなシックな色合いなのは、この雨が降っているからですね。
ついでにいうと、普段なら「new」の絵文字はを好んで使っている私が、今回の衣装について書く時だけはを使っているのもこのためです(笑)。
ただし、この衣装をただシックだとばかり思っていると後半で大きく裏切られる事になります。
まあ、予想なんてのは裏切られた方が楽しいですから、とりあえずシックなだけだと思って観ててくださいね(笑)。
他にも色々歌詞の意味とリンクさせている部分はあるのですが、まあ今回やるのはアウアナですしコンペじゃないんですから、そんな深い事は意識せず、ドレスとしてのシルエットの美しさ、ゴージャスさを堪能していただければと思います
ちなみにこのヘッドドレス、「見た目が美しい」「歌詞の意味とリンクしている」という特徴のほかにもうひとつ、我々もまったく予期していなかった3つ目の効能(?)があることが、じっさいにみんなで装着してみて初めて分りました。
コレを付けて踊ると、ありがたいことにおそろしいことに踊った時に頭が揺れ動いちゃう人が一発でバレバレなのです。
まあ、実際には凪いでいてもあたかも風が吹いているかのごとく見えるように出来てますから、当然っちゃ当然なんですけどね。
ウチは元々「頭を揺らさないよーに」ってことに関してはけっこうウルサイ教室ですので、皆さん日頃の基本レッスンである程度の土台は出来ていると思われ、絶望的かつ致命的に揺れちゃってダメって人は幸い見当たらないのですが、なまじみんなが静かなだけに、たまに少~し揺れちゃう人とか、首ごと下向いちゃう人などがものすごく目立つのです。
これってもしかして、私や子供時代から来ている生徒さん達がかつてケイキクラスのレッスンでやらされた、頭上にカセットテープのケースのせてステップする練習と、かなり近い効果があるんじゃないでしょうか?
だとしたら、せっかくですからこの機会に「頭がまったく動かないフラ」を習得しないテはないでしょう。
フラでは感情表現が非常に重要ですが、それは「決して必要以上には頭を振り動かさない」という条件下の事です。
どんなに感情豊かに踊っていても、そのために背中を丸めたり、頭がうるさく動いたりしては台無しという事なのです。
ここはひとつ「レイポオ」(頭に被るレイ)を想像してみてください。
あんなものをピンも使わず頭に乗っけたまま踊り続けるためには、どう考えたって頭の動きが静かである事が必要不可欠です。
姿勢よく顎を下げないでおくのはもちろん、どんなアップテンポであっても、バレエやジャズダンスではやり放題のスピンネックなどは禁物。手の動きなどに合わせて顔の方向をかえる時だって、あくまでも姿勢を崩さぬままやんわりと向かなければなりません。
コレを自然に行うよう心がけつつ、表情もしかるべき(つまり断じて「貼り付いた笑顔」などではない)表情にしなければならないのですから、フラも真面目に踊ろうとすると結構大変です。
完璧にやりおおせるのはなかなかハードだと思いますが、心がけるだけでだいぶ違ってきますので、ぜひ常に心がけておく事をおススメします。
ともあれ、そんな「ある意味非常に実用性の高い」ヘッドドレスで練習出来るのも最大であと3回!!
今回出演される皆さんは、一回一回を大切にしつつ、またいつものように愉快に本番を迎えましょう。