舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

夢をかなえるゾウ

2008-12-12 02:38:08 | 徒然話
今日は敬愛する古田新太さんのドラマ『夢をかなえるゾウ』の日でした。
もともと古田さんが好きだったために見始めたドラマだったけど(「関西弁を喋るインドの象の神様」なんてけったいな役柄この人じゃなきゃ出来んぞ)、回を追うごとにドラマじたいもけっこう面白くなってきて楽しみに見ておりますです。

古田さんasガネーシャはヒロインのOLのもとに降臨して「夢を叶えるための課題」を次々と彼女に課す...のはいいんですが、パッと見たんなるヒモ男です(笑)。
神様のくせにヒロインから金を無心し、飯を作れ(しかも30分以内で)などとこき使い、肝心の課題も効果があるのやら無いのやら覚束無いような胡散臭い代物ばかり。
しかしそこはさすが神様、なんだかんだいってるうちに課題をこなす毎にヒロインはなんとなく成長し、魅力ある女性に変貌しつつあります。

このドラマの中での密かな楽しみは、このヒロインと会社の同僚・アミダさんの掛け合いです。殆ど漫才を見ているよう。本人たちは罵りあっているつもりなんでしょうが、端から見ると微笑ましいったらありません。
こりゃ二人がくっつくのも時間の問題だと思いきや(じっさいヒロインの方はその気になったことだし)、なんと今日のエピソードの中でアミダに彼女がいることが発覚したのです!!

オイィィィ、ふざけるなアミダ。彼女のいる男がヒロインの家に気楽に上がり込んだり朝まで付き合ったり(※いたって健全な付き合い)してるんじゃな~~~~い!!!(怒)
ヒロインの気持を考えてやれ莫迦男~~~!!!

.........いかん。私、キャラ変わってる。
私は本来「けっ、そんな手近なとこで手を打とうとするからいけないんじゃい」と冷笑するタイプのはずだ。ヒロインの片思いに同情している場合じゃない。
こりゃアレしか考えつかん。私ったら完全に色恋が中学生レベルな土方歳三さんに感化されてます(笑)。


まあしかし、しょせん色恋沙汰は私の担当外。
私にとってドラマの白眉はけっきょく、古田さん演じる神様ガネーシャの一挙手一投足に尽きます。
今日なんて煙草買いにいって「パスモとタスポ一緒にならんかなぁ」とかあんた本当にインドの神様か的なことをぼやいてるし、周りの空気を読まずに「カレーパーティーだぁ~~~!!!」とか言って一人で盛り上がるし、神様だから何でもお見通しとはいえ家でゴロゴロ飲んだくれてるし、ツッコミどころ満載すぎる神様で素敵です。
服装も安っぽい冠とかベタな上着取ったらただの「休日に家でゴロゴロするおっさん」ファッションだしね(笑)。

こう書くとひたすらダメな人っぽいのに、いざとなると心にしみる金言を与えてくださるのですからやはりありがたい神様です。必要に応じてマリー・アントワネットや織田信長を呼び出してくれるし(笑)。
ただそういう歴史上の人物が来ると今度は彼らと飲んだくれたりするんですがね。

ヒロインはそんなガネーシャにいちいちキレたり呆れたりしてるんですが、私だったら歴史上の人物と飲める機会などそうそうないから、渡りに船とばかりに酒席に加わらせていただきますぞ。

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