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そんな好奇心から衝動的に作りました。

花瓶山下山

2014年04月20日 23時41分41秒 | 山登り in 栃木県エリア
    
2014年4月14日(月)

 イワウチワを見に花瓶山へ行った続きです。

 向山近辺でイワウチワを見た後は大倉尾根歩きです。 向山山頂から大倉尾根に入るには道標があったので簡単でした。 登山道も明瞭で気持ち良く歩けます。 アップダウンを繰り返しながらいくつかのピークを越してゆきます。
 ただ、多分2.7キロほどの長い尾根には時折ヤブのようになる場所もあり、また最後の花瓶山近くになってようやく道標が出てくるのですが、それまでまったく道標がありません。 ほぼ真っすぐなのですが、一応時折地図を眺めてコンパスをあててみたりしました。 しかし杉林に囲まれていると周りの景色が見えずやっぱり自分の位置が良くわかりません。

    

 途中このような物を見ながら。。。左写真はアジサイのような花でしょうか。 たくさん見られました。

    

 花瓶山近くになるとカタクリの斜面が続きます。 カタクリがあるとは聞いていましたが、これほど広範囲だとは思っておらずビックリでした。 しかもまだお花はたくさん咲いていて紫のじゅうたんです!


 こう見るとわかりにくいですが、ちょっと残念なことには尾根から谷に向かっての斜面なので、見上げることができないのですよね。





 それでも登山道わきに咲いているお花を少し。 歩くのも困るほど登山道にもいっぱい咲いています。

    

 花瓶山近くになりようやく道標が出てきます。 右の「大倉尾根」と書かれた道標も、山頂直下にあれば皆さん県境の尾根に間違えて入ることが無いのではないかな、と思うのですが。
 山頂でお昼ご飯を食べていると、間違えて県境の尾根に行ってしまった、という方が戻っていらっしゃいましたから。 

    

 山頂に着くと私と反対周りに花瓶山から向山へ回る予定のご夫婦が先にお昼ごはんを食べていらっしゃいました。 この日初めて山でお会いした方です。 そして「お昼ごはんを食べる前に写真を撮ってあげましょう。」と言って、ご自分は食べる手を停めて写真を撮ってくださいました。 ありがたいことです。m(__)m
 なので、久しぶりに「シェー」解禁と思っていましたが、ここは自粛してしまいました。 向山山頂でやっておけば良かったな。w

 お昼ごはんを食べ終え、ご夫婦に別れを告げ花瓶山を下山します。 右のような笹の中の踏み跡を探して進むのですが、ここにも道標はありません。 紅布が見えるあたり、急斜面です。 「これ、登ってくるのは大変だろうな。 向山から登って良かった~」と思いました。 下ってゆくと沢の中を歩くような場所もあります。

    

 すると出てくるのはネコノメファミリー(*ΦωΦ)です。w と言うことは、良く探すと。。。


 キターッ(・∀・) ハナネコノメ!  けど、赤いシベが2個しかないー(ToT)

    

 そして。 4つあるけど葉っぱがない(T_T)  葉っぱはありお花もダブルであるけど、やっぱりシベがない(T_T) もうハナネコノメは終盤でした~。 一週間早かったらイワウチワとハナネコ両方見れたかな? けど、それは私にはムリでしたから。

    

 これはハンノキですか? お花ってこんな感じなの?w





ユリワサビ




ニリンソウ







 エイザンスミレというのでしょうか。 葉が特徴的だったので調べたのですが、どうなんでしょう。

 今回自宅から花瓶山に行くのに、荒川、利根川、渡良瀬川、鬼怒川、那珂川を越えて行きました。 川を越えるたびに違う地域に入ってゆく、とすごく感じるのですよね。 以前は那珂川というと水戸という感じがしていましたが、「そうか、上流は栃木県なんだなぁ。」と思ったり、「鬼怒川はこの時点ではもう大谷川と合流したあとなのだな。」と思ったり。
 「思えば遠くにきたもんだ」みたいな感じでしょうか。w そんなに遠くはないのにね。 だから「たまには日光以外のどこかもいいじゃない」と思ったりしたのでした。 そしてまた、私は日光に帰るのです。 って、住んでるわけじゃないのにね。ww



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
yosiさん (Layla)
2014-04-24 09:59:16
ありがとうございます!
ファンタジ~♪な女子っぽい写真も撮りたいんですよね。w

お花も風景もがっつり山登りも。
ほんとにどこに行くか困ってしまいます。w

例年動けない時期は例年同じ花を見過ごしている、
と言うことにもなるのですが。
標高変えて後のり!という手もあるので。w
動けない時期にお膝を大切になさってください!
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Unknown (yosi)
2014-04-23 23:58:00
おぉ~素敵な写真で。
イワウチワ、カタクリ、ニリンソウ。生物学的な接写を越えた、ファンタジックな世界です。

あちこちから花の便り。
迷ってるうちに終わっちまいそうです。
GWは動けないのが悔しい(>_<)
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chikoやんさん (Layla)
2014-04-22 00:12:07
う~ん、これは待っていてくれたのか?w
けど、何もかもはムリですね。
ありがたく拝見してきました。w

これはニリンソウで良いのかな?ww
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yukoさん (Layla)
2014-04-22 00:09:00
菖蒲ライフうらやましぃ~!
なんかせっかく行くとここぞとばかりに動いちゃいますからね。w
先週末あたりは霧降でももう随分お花が咲いていましたよ~。
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リンゴさん (Layla)
2014-04-22 00:03:46
そうですねぇ。
そのせっかく置いてある道標がもう少し効果的な場所にある方が良いような気がして。w

県境の尾根は茨城県側から登ってくるルートがあるそうですね。
そして如来沢から花瓶山に登らずまだずっと先まで歩いて、
兄弟ブナの方から花瓶山に登ってきた、と言う方とも山頂でお会いしました。
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Unknown (chikoやん)
2014-04-21 20:25:31
ハナネコノメ。待っていてくれてよかったね~。
私はこの間、すっかり緑色に変わっていたハナネコノメの群生に遭遇しました。(笑)

下から見上げるニリンソウ。
咲きはじめのピンク色も残っていてとってもきれい~☆
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Unknown (yuko)
2014-04-21 07:35:44
出てくる写真がどれもきれいでうっとり~
特に ハナネコノメのシベが二つしかない~の写真、本当に素敵です。
こうやって可愛い花を写してあげたら、お山の可憐な花も本望だよね、良かったね~
電車で行くと、なかなか途中で降りられない・・・・し、
菖蒲ライフを楽しみにして行っている私は、この時期、みなさんのブログで見た気になっているのです~(笑)
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登山道 (リンゴ)
2014-04-21 06:48:09
栃木百名山や栃木の山150に選定されると必要以上に登山道が整備されることがありますが、花瓶山に限っては必要最低限のこれくらいで良いのかも知れませんね。
ちょっと苦労して凄い花園に辿り着いた時の感動は印象に残ります。
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