日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

てくてく歩きのパリ ~凱旋門からエリゼ宮へ~

2019年10月03日 |    パリ(2019)

今回はパリ滞在5日目のことを記事にしてみましょう。この日に廻った場所のメモを今みると、短い時間で結構色々行ったんだな~と驚きますね。この日は夜8時からのディナークルーズを予約していたので、6時過ぎにはホテルに戻っていたはずなので、どんな廻り方をしたのでしょうね~。ほんの二ヶ月ほど前のことなのに、遠い昔の出来事の様に感じられるのが不思議です。

巡った場所を順に書くと、凱旋門→エリゼ宮→プチパレ→アレクサンドル3世橋→モンソー公園→在フランス日本大使館→バカラ美術館の順です。

少し早めにホテルを出発して、シャンゼリゼを歩きながら凱旋門に向かいました。まだ10時前だったので散策する人も少なく、通り沿いのお店は準備中の所が多く、いつものシャンゼリゼとはちょっと趣が違っていました。
<人もまばらなシャンゼリゼ>

通りには、こんなお洒落な広告塔がありました。パリの所々でよく見られる広告塔ですが、日本では東京にもないんじゃないでしょうか、見た事がありませんので。時間になると広告の部分がゆっくり廻り始め、エレガントだな~といつも思うのですよ。
<広告塔>

シャンゼリゼにある地下道を通って凱旋門の立つシャルル・ドゴール広場に出ます。すこし早かったのか門の真下にある無名戦士のお墓にも、まだお花は手向けられていません。無名戦士のお墓の真上の天井からフランス国旗が下げられていることがあり、その様子をとてもいいな~と思っているのですが、この日はそれはなく少しガッカリでしたね。
<無名戦士のお墓>

門の内側にはフランス革命とナポレオンの時代にかけて戦われた128の会戦とそれに参戦した558人の将軍達の名前が刻まれています。


今回も凱旋門の上にのぼり、放射状に延びる大通りやパリの町並みを上から見る計画でしたが、チケット売り場の長い列を見てのぼるのをやめ、まだ行ったことのない大統領官邸のエリゼ宮前に行くことにしました。

地下鉄1号線シャンゼリゼ・クレマンソー駅で下車すると、周りは緑地帯というか緑豊かで人通りの少ない非常に静かな場所ですが、所々に銃をもった警察官、婦人警官が目立たない様に立っていて、通りを通る人に目を光らせていました。なので何となく写真を撮るのも憚られる雰囲気が漂っていました。

この緑地帯をセーヌ川と反対方向にしばらく歩くと、フォーブル・サントノレ通りに出ます。エリゼ宮入口はこの通りに面していますが、通りには柵がしてあり、下の写真の様に銃を持った警察官と警察車両が入口がある通りの両側を塞いでいて一般車両は近づけません。当然ですが非常に厳重な警戒でした。



私はフォーブル・サントノレ通りの歩道を歩いてエリゼ宮入口前まで行き下の写真を撮りました。エリゼ宮前の歩道を歩く人に対しては、上の写真の様に柵はありますが、チェックがある訳ではありませんでした。エリゼ宮が面しているフォーブル・サントノレ通りはパリきってのブランド街ですが、エリゼ宮がある辺りだけはこんな感じで、人通りが非常に少なかったです。

<エリゼ宮(大統領官邸)入口>


エリゼ宮にはその昔、ルイ15世の愛妾ポンパドール夫人やナポレオンの皇后ジョセフィーヌが住んでいたこともあるそうです。また、ワーテルロ―の戦いに負けたナポレオンが1815年に2回目の皇帝退位書に署名したのもここだそうで、非常に由緒ある建物なのですね。







月下美人の開花

2019年10月01日 | つれづれ

先日、我が家のベランダで月下美人が3輪咲きました。

20時頃から開花を始め、23時頃に全開になりました。


全開になる頃には、馥郁とした白檀に似た香りが辺りに漂って幸せな気持ちになりました。

翌朝にはこんな感じになり、しぼんでしまいます。


月下美人の花はお花屋さんに売られているわけではないし、

夜になると咲き始め、朝になるとしぼむので、

見たことがない人は、多いのではと思いますが、

全開になった時には、ガクも入れると20㎝位の大きさになり、


結構存在感があります。

冬にはベランダで寒さ除けの覆いをする位で冬を越せますし、

表面の土が乾いたら水やりをしたり、

時々油粕を入れてやる位で、育てるのにはそれ程手はかかりませんね。

この株も8月に2輪咲きかかったのですが

夏の暑さのせいか、開花途中でしぼんでしまって、

最後まで開ききらずに終わりました。

なので、今回は全開になりキレイに咲いたので、嬉しかったですね。