ライオンミドリ la cantine du lionmidori

気の利いたつまみ、おいしいナチュラルワイン、ちょっと珍しいお酒、幸せなチーズ、明日も頑張れる気持ちになるデザート。

那覇でヴァンナチュール//ローズィ・エウジェニオ=若君と唯之助に持って行ってもらいたい リフレッソ・ローズィ

2020-09-07 13:23:47 | ワイン


今日は、「トレンティーノの実験くん」と、尊敬を込めて呼ばれているローズィ・エウジェニオの親しみやすいロゼワイン、
リフレッソ・ローズィの紹介です。

ローズィ・エウジェニオはイタリア/トレンティーンの造り手で、探求心の塊のような人です。
本人曰く「趣味」だという、どうやって葡萄を栽培して醸造すれば自分の目指すワインになるのかを日々、年々、実験・検証し続けて
作業内容を聞くと、国立農業試験場よりも凄いかも!!!的な事を自分一人でしれ~っとやってます m(__)m
ナチュラルワイン全てに言えることですが、自然な物ですので年毎に味わいは違ってきますので
同じキュヴェでも親しみ易い味わいの年もあれば、気難しい哲学的な美味しさの年もありますが・・・
最新ヴィンテージのリフレッソ・ローズィは「旨味を伴い可愛らしい味わい」で集中しなくても気持ち良く飲めちゃいます。
オイラ的には深夜に『アシガール』を観ながら飲むのに適しているような気が・・・・・・!
若君と唯之助が「蓮根のはさみ揚げ」と一緒に持ち帰って、熊たちと祝言の祝い酒で飲んで欲しいようなワインです。

オイラの説明だと、カジュアルな感じのナチュラルワインですが、本当は複雑な作業の積み重ねで造られたワインですので、
インポーターさんがフレッソ・ローズィの凄さを纏めたコメントも紹介させていただきます。
     ↓ ↓ ↓ ↓
「リフレッソ・ローズィ(意味合い的には再び輝きを放つ)、その名前の通り、最高とは言い難いブドウ(果皮がそこまで成熟しなかったため、
エゼジェズィのように長いマセレーションにそぐわないものの、果実としての熟度は十分に感じられる部分)と、まだ捨ててしまうには惜しいほどポテンシャルを持ったヴィナッチャ(白ブドウは醗酵の期間、マセレーションを行った後でも、果皮や種にはまだ余りあるほどのエキス分、
旨みを内包しているというエウジェニオ)、この「もったいない2つ」を「組み合わせる」という、エウジェニオならではの手法(荒業)によって生まれた(再び光を与えた)ワイン。
力のない果皮は取り除き、十分に熟した果実の部分のみで醗酵を行う。そして果皮や種子の恩恵を受けられず、
非常に不安定であるロザートに、再び果皮の恩恵を与える(白ブドウですけど)ことで、ある種の保護力を備えたロザート。
(エウジェニオ曰く、ロゼを造ろうって気はなかったのだとか)お互いの足りない部分を極力ナチュラルな手法によって補い合ったのが、
このワインなんです。

  *リフレッソ・ローズィ 2018 ¥5990  (テイクアウトは¥700引きになります)


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