TBA

(仮)

ゆだんたいてき

2015-11-06 | 日記

100均で買ったLEDライト。

なんていうか「月」みたいな感じ?

明るいし、そこに光があるのはわかるけど、

そのあかりで字を読んだり書いたりするのは、

ちょっと難しいかなあっていうくらいの明るさ。

正直、単三3本入れてこれかよって思う。

まあ、ギリギリまで近くによれば見えるけど。

なかなかそれも難しい、形的に。

説明しにくいけど。

まあ、残念ながら、安いものにはそれなりの価値しかないってことかな。

パナソニックから出てる2,000円くらいのやつとか、

よさそうだけど、それはよくて当たり前なんだよね。

なんか、ときどき100均に夢を求めてしまうんだよなあ。





「世界の名著」は「名人伝」

「山月記」っていうのが好きで、わりと思いだせば読み返す。

なんていうか、自分が「虎」にならないように。

まあ、最近はそうやって正義感に酔って、

他人を攻撃するした結果「虎」になってる人が多い気がするし。


とはいえ、油断してて最近読んでなくて、

どこに置いたかも忘れちゃってて、やっと探し当てたら、

ものすごくホコリがたまっててびっくりした。

ちゃんと自重しないと。

まあ読みやすい感じではなくて

ほんとに「山月記」くらいしか読んでなかったから、

持ってる本に「名人伝」が入ってるってことさえ知らなかったけど。


でも、おもしろかったのは本よりも、天野さん。

天皇陛下の手術をされたってことぐらいしか存じ上げなくて、

天才外科医っていう感じの人のを想像してたら、

全然そうではない、努力の人ですごくおもしろい方だった。

固い話をされるのかと思ったら、

浪人した話をしたりマージャンやパチスロの話をしたり。


でも、引用されてる部分を読むと、

最初どういう意味かわかりにくいんだけど、

説明を聞くと、きちんとご自分の仕事と関連した話につながっていく。

「不射之射」では、予防医学みたいなことを話になってたけど、

安全保障法案っていうのも、たぶんこういうことなんだろうな。


的が大きく見えるっていうくだりで、

川上さんのボールが大きく見えるっていうエピソードがあったけど、

いわゆるスポーツ選手の言う「ゾーン」みたいなことなのかな。


あと、通常の手術なら頭で考えないで作業をしてできるっていう話もおもしろかった。

F1ドライバーの人が、東京から静岡だったか家まで車を運転して帰るのに、

途中、記憶がなくて無意識に運転してるっていう話を思い出した。

天野先生と同じように、F1ドライバーにとって、

普通に運転するっていうことは、

頭を使わずに作業として無意識にできてしまうことなんだろう。

これって、自分たちのような普通の人間でも、

単純作業は、頭からっぽでできたりするのと似てるけど、

普通の人間はそれをやるとたまに大失敗するところがたぶん違う。


達人と呼ばれるような人はそれくらい努力をして修練を積む、

っていうことなんだろうな。

で、その裏付けがあるからこそ、自信が持てるようになる、と。


林先生って、たぶん天才型のひとなのか、

努力の話にはあまりピンと来てない感じがしてたような。


本も見つかったことだし、

ホコリを払ってちゃんと「名人伝」読んでみよう。





そのあとに、パンサーズとコルツの試合を見た。

前半、パンサーズの調子がよかったし、

逆にコルツがあまりにも悪かったので、あっさりパンサーズが勝つかと思ったら、

あれよあれよと点差が縮まって、まさかのオーバータイム。

でも、エクストラポイントの失敗がなければ簡単に決まってたのかも。

で、その時まではわりと楽勝ムードで、

まあ、それくらいいいかって雰囲気だったのが、

そこから流れが変わったような感じ。

やっぱり油断大敵なんだな。
コメント
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