うまくいったりいかなかったり。
まだ生徒が静かならいいが、うるさくされると本当に自分の力のなさを痛感する。
生徒がうるさくなるのは授業がつまらないからに決まっている。
授業のテンポも悪く、空白時間が多少でも長くなったりしてもいけない。
教師は本当に大変だ。
もちろん、授業が成立しないほどのひどい授業をやっている先生もいる。
生徒は後ろをむいたり席を勝手に移動したり
雑誌を堂々と読んでいたりする・・・
そんな授業を見てきた。(私ではない。さすがにそこまでひどくはさせない自信はある)
でも一度だけ、ひとりの生徒に早弁されたことがある。
授業中にお弁当食べるっていったい・・・。
もちろん、なんども注意したがその子は男子でやんちゃだったけれど
性格は別に悪くもなんとのないので
仲が悪くはならなかった。
何度ちゅいしてもすぐにまた私の目を盗んで食べ始める。
もう10年近く前の話ですが。
とにかく、授業中のおしゃべりが多いと、落ち込む。
もちろん多少注意はするが、注意の仕方もうまくやらないといけないし
人間相手の仕事は本当に悩むことが多い
しかし、ずっとすきでやってきた。
大変すぎるからこそ、ものすごいやりがいがある。
うまくいったとき、達成したとき、
その嬉しさは本当の喜びであり、
なんかちょっと息抜きで娯楽をやって楽しんだときの比ではない。
本当に嬉しい。心の底からの感動がある。
でも、でも、今の私は授業をすることに必死で
内容の良さはなかなか伴ってこない。
授業名人なんて、1000回以上の公開授業・研究授業経験をしその中で
みんなからビシバシ斬られる。
それくらいじゃないと名人になんかなれないし、それ以前に研究授業をやらない先生なんて
プロとして失格です。
シロートが授業をやっても生徒たちはざわつくか、なんにも頭の中に入っていないか。
時間泥棒な先生はとても多い。
生徒の大切な時間をくだらない授業で費やしてはいけない。
でもですね、そんなモーレツきょうしになったら
プライベートなんてほとんどないし、もし何かの事情で仕事を失ったとき(定年も含め)
もぬけの殻になってウツ病になりかねません。
だから、私はワーカホリック覚悟でやるのか、テキトー先生になるのか、
とても迷います。
だって、下手すればもぬけの殻な人になってしまいそうで
モーレツ教師するのがちょっと怖いです。