世界遺産のひとつです。
これが見たかった。
このあたりの土地は
鍾乳洞があることから分かるとおり
石灰岩の地質です。
畑を作ろうと10センチも掘れば
石灰岩の岩盤に当たるのだそう。
その岩を掘り出して畑を作った。
だから沢山出てくる石灰岩を積み上げて
住居を造ったそうです。
このとんがりお屋根の家をトゥルッリという。
家の部分は白い漆喰で塗り固めているけど
屋根は石灰岩を乗せただけ、何故なのか?
当時、家1軒に対していくらと税金が決められていたので
この土地の人はトゥルッリを建て、
税金の役人が来ると
屋根を壊して「壊れた納屋に住んでいる」と言うと
「そんなに貧しいのなら税金は取れない」
と言って税金を払わなくても良くなったそうです。
だからすぐ壊せるような屋根にして、
役人が帰ったらまた屋根をのせたそうです。
みんながそうやって税金対策したのだと。
トゥルッリ1つの場合は納屋で
トゥルッリ3つ合体しているのは、大体住居だそうです。
最近ではアメリカの富豪が別荘として購入したりしているらしいです。
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