ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

殺気!

2010-07-07 21:33:10 | 本と雑誌
殺気! 殺気!
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2009-09-16

今日読み終わった本は雫井脩介『殺気!』である。
最後は駆け足のような感じで終ってしまったのが少々残念だけど
面白かった。
主人公は殺気を感じる能力を持っているのだけど
私が持っていたとしても、あまり役にたたない能力だなぁ。
人より秀でた能力って欲しいと思うのだけど
『何が欲しい』って言われても欲の無い私は『別に無いなぁ』って
考え込んでしまうだろう。
今の、このお気楽な性格が欲しい人は沢山いるだろうけど
そう簡単には得られる性格ではなく、
それなりにいろんな苦労をしてきて
その、壁だとかを越えてきたからこそ、お気楽なのである。
まぁ、信じなければ、それで良い。
そんなにも簡単ではない性格なのである。

さて、旅行話の続きである。
ホテルは若干古めのホテルだった。
何しろエレベータが無いのだ。それだけで時代を感じてしまう。
フロントのある1階から2階に上がり
そこから廊下を歩いて階段を再び上がり3階、4階と上がった。
この時、思ったのは沢山飲み過ぎると、この階段はきついなぁ
って、どうでも良い事を考えたのでした。
部屋に案内されて、
『うぁおー!』って声が出ましたね。
窓の外に精進湖がドーンと拡がっていた。雨が降っていたけど
そんなのお構い無しに、『やったねー』という満足感で
いっぱいになった。
晴れていれば、精進湖の向こうには富士山が見えるわけだけど
見えなくても充分、嬉しい気持ちになる景色でした。
パノラマ的景色です。
ま、部屋は普通の和室だし、テレビはちょっと古めで小さい
でも、テレビも冷蔵庫もクーラーもお金を入れて動くような
野暮さはなくて、ご自由にお使い下さいっていう気風の良さだ。

というわけで、風呂に早速行ってみたのですが
普通のお風呂と露天風呂があるのですが
別々の入り口なので、どちらかに決めてから入る方式ですね
じゃないと、普通の風呂のあと、露天風呂に入る場合は
一回衣服を着て廊下を歩いて、また衣服を脱ぐという
めんどくせーをやらなきゃならんわけですよ。
というわけで、雨が降ってはいたけど
露天風呂(屋根が付いているので濡れる事は無いです)
に入りました。
なんと、時間が早いせいか、客は私達だけ
なんという開放感と幸せ感を味わったわけですよ。
なんかこのホテルに来てから何度も幸せ感を味わっている。
風呂から出て、ビールを飲んだ。
とりあえず1本500mlを飲んだわけですよ。
うーっぷー!美味いなぁ
風呂上りにビールって極楽的気分でありますな。
テレビを観ながらうたた寝をしました。

という事で、今日はこの辺まで。