生死を分ける転車台 (ノン・ノベル) 価格:¥ 860(税込) 発売日:2010-08-31 |
今日読み終わった本は西村京太郎『生死を分ける転車台』である。
別に転車台によっては生死を分ける内容でなかったので
なんか勢いでつけたタイトルではないかと思う。
今回の作品はなんか、前半で書かれている事が
途中で変ってきてしまう。
『小説NON』に連載されていたのだなぁって思う。
殺されれた人が始めはオタクぽい人だったのが
読み進むとその筋の人の中では、みんなが憧れるような人になっていた。
オタクは人から憧れるような人にはならないと言っているいのではなく
人物像がぶれてきていると言いたいのです。
あと、何か十津川警部が犯人に罠をしかけるのですが
それにひっかかる犯人じゃなかったら、どうしますか?
って質問したいほどの確実な罠ではないのですね
どうも、今回の罠はお金がだいぶかかりそうなので
税金の無駄使いを見るようで、ちょっとなぁって思った。
十津川警部はお金に困っていない設定
おじさんが遺産を残してくれたとかだったと思うけど。
探偵の橋本を自費で捜査させたりしてます。今回は橋本探偵は出ませんけどね。
警察が出さないようだったらポケットマネーから出す
とか、言ってしまう恵まれた環境の人なんですけど
今回もちっらっとその辺の話が出てきた。
この辺がちょっと、十津川警部、それはやめてくれませんかって思う。
この世は確かにお金でいろいろな事が出来るわけだけど
我等がヒーローの十津川警部にそれをやられてしまうと
『おい、おい』と止めたくなります。
他の名探偵はそんな事をしないで知能や体力で勝負してるぞってね。
『頼みますよ、十津川さん』
80歳の西村先生、
十津川警部これからも活躍させてくださいね。
予定通り、朝からカレーを作った。
もう、美味い!美味い!美味い!
三つも美味いが続く美味しさだ。
何しろシンプルなジャガイモゴロゴロカレー
野菜はジャガイモ・ニンジン・玉ねぎだけだし
美味いんです。
肉は柔らかい鶏もも。
辛いはずのカレーがはじめに野菜の甘み口に広がり
そのあとに、カレーの辛いがやってくるんですよ。
その加減が、とても美味しかった。
たまに作るといいなぁ。
つくづく美味しいジャガイモとカレーのコラボだ。