カシオペアスイートの客 (ノン・ノベル) 価格:¥ 880(税込) 発売日:2011-05-27 |
今日読み終わった本は西村京太郎の『カシオペアスイートの客』。
新旧織り交ぜての北紀行の短篇集です。
時代を感じる設定のものもありますね。
携帯電話がなかった頃というのは、不便です。
私も携帯電話を持っていたら、デートの時に
待ち合わせで同じビルの1階と2階でそれぞれ2時間待って
結局、会えないままという事がありました。
あの時はお互いに怒っているというか、すれ違った心が
元に戻る事はなかったような、なんとなく別れてしまいました。
いまなら、携帯電話ですぐに会えたでしょうね。
そもそも、同じビルの1階と2階に同じような店があるのが
迷わす事になったのですよね。
私の中では1階しか思い浮かばなかったし
彼女は2階しか知らなかったわけで
ほんとのすれ違いだったのでしょう。
もしかしたら1階と2階の同じような場所で
時計を見ながら、『なにやってんのかなぁ?』って
不安そうな人待ち顔で待っていたのでしょう。
実は私は2時間待っていたのですが
彼女は3時間待っていてくれたらしいって後で知りました。
初めてのデートは二人が良く知っている場所にすべきですね。
まぁ、今では携帯という便利な物があるので
すれ違いはないでしょうけど。
どうしているのかなぁ?