ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

平べったい牛乳瓶

2015-10-03 21:09:44 | 日記
今日の麻雀の結果は10回やってトップが1回、ビリが1回。
残りは2位と3位という中途半端な結果となった。
チップはプラス8枚なので
おそらくは少しの勝ちではないかと思う。
腱鞘炎でも麻雀は出来るのである。
ずーっと親指は伸ばしたままだし
癖で、つい親指で盲牌をしてしまうんだけど
テーピングしているので、常に白をつかんでいるような状態で
盲牌をするたびに、『あぁ、テーピングしてたんだ』と
気づくのである。
親指はいろいろ活躍していてくれるのだなって
こういう時に気がつくのである。
愛しい奴め、って少しばかり見直すんだけど
痛みが消えるとありがたみも消えて行ってしまうものなのだ。
そういう風に出来ているのだろうな。
風邪で寝込んだ時に、そう思ったものである。

子供の頃は風邪で寝込むと
平べったい牛乳瓶みたいな奴に入っているヨーグルトを
食べさせてもらったものである。
美味かったよなぁ、普段食べていないから
特別なご馳走のような気になったものである。
いまは、当たり前にコンビニで飲むヨーグルトとか買っているけど
昔はご馳走というか特別な食べ物だったのだ。
あと、林檎を擦った奴を食べさせてもらった。
一人前の病人になったような気でいたのだ。
健康になってもごはんじゃなくて
塩味のお粥を食べたものである。
それでも、なんか特別な料理であったし
風邪になってしまったという損よりも
特別なものが食べられるって記憶が残っているのである。
昔から、気持ちの持ち方は明るい方だったようである。

物に対して特別な思いがあるっていうのは幸せなことだと思うよ。
既にあったものではなくて
自分よりも後に発明されたり一般化したものの歴史を
肌で感じられたっていうのは、なかなか
味わえるものではないのだ。
当たり前って思うとツマラナイものであるけど
物の始まりを実際に知っているっていう事は
幸せなことなんじゃないかなぁ。