八日目の蝉

八日目の蝉 (中公文庫)/中央公論新社

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八日目の蝉　通常版 [DVD]/アミューズソフトエンタテインメント

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今日読み終わった本は角田光代『八日目の蝉』である。
読み終わってからＴＵＴＡＹＡに行ってＤＶＤを借りて
観終わったところ。
テレビで映画がやっていたようで
映画好きの友人から『是非、観て』というお勧めがあったのだ。
でも、その時は、
別の友人から『ジェラシックワールド』とか『ビリギャル』とか
沢山貸してくれていたのでＴＵＴＡＹＡに行く時間がなかった。
ＴＵＴＡＹＡに行って借りようと行ったんだけど
貸し出し中が２回くらい続いていたのだ。
で、図書館で原作があったので借りた。
本の方も貸し出し中が続いていたけど、この間は運よくあった。
原作本を読んでＤＶＤをすぐ借りるというのは
なかなかタイミングとか合わないものだけど
今回は運命的に運が良かったようだ。
原作本の良さも判ったし、映画の方も良かった。
映画って原作から比べると
登場人物が集約されて少なくなっていたり
同じ話なんだけど、本とは違う方向から見せてくれたようだ。
なんとなく贅沢な作品の接し方をしたなぁって思う。
『その子は、ごはんをまだ、食べていないの』という
何気ない言葉は原作を読んで不思議と残っていた。
で、映画ではその言葉に奥行きを持たせた。
やるなぁ！

こういうＤＶＤの見方も良いものである。
本の内容をなんとなく覚えていて観るのと
頭に鮮明に残っているうちに観るのと
おそらくはそれぞれの原作と映画によって
違うかもしれないけど
今回の『八日目の蝉』は大成功だったと思う。