ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

8度目のソウル

2009年03月23日 | 旅の空の下
先日、どうしても断れない状況があって,ソウルに3泊4日で行ってきた。
今は熊本空港から行けるので随分楽になった。
おまけにツアーに乗っかっての旅行なので、何の心配もいらない。
3日目の午後は自由行動だったので、念願だった「JUMP」の公演を見に行ってきた。

今回は、前回のソウル行きから10ヶ月後という短いスパンにもかかわらず、
100ウォンが12,3円から7円まで下がっていて、非常に円高を感じた。
40,000ウォンの「JUMP」のチケットが、昨年はほぼ5,000円だったのに、今年は、2,800円で買えたのだ。
「JUMP」をこの値段で見られるというのは、、勿体ないくらいにコストパフォーマンスがいい。

今回のツアーには女性のエステが組み込まれていて、
それに付き合わされる極少数の男どもには、
あかすり、オイルマッサージ、それになんとキュウリパックがあった。
素っ裸の男どもが7,8人ベッドの上でむくつけき男にあかすりなどをやられている光景は、
何とも様にならないというか、滑稽というか、哀しいというか・・・。

「JUMP」の帰りに、近くのテリンチョという食堂で夕食をとったが、
この店はカルグクス(うどんのようなもの)が美味しいらしく、
20人くらいの日本人ツアー客が先客でいて、全員カルグクスを食べていた。
ポッサムというゆでた豚バラ肉を生の白菜に巻いて、コチジャンやタレをつけて食べる料理も美味い。
それにイカ入りのパジョン(チジミ)はふんわりとした焼き具合で、
今まで食べたパジョンとは一味違って、非常に美味だった。
ここは、インサドンにも近いので、個人旅行者にはお勧めしたい。
ただし、日本語はほとんど通じないのでそのつもりで。

最初に韓国に行ったのは、40年ほど前で、下関から関釜フェリーでの渡航だった。
釜山から慶州に行き、その後ソウルまで列車で行った。
当時は日本語を話す人々も多く、慶州の安宿では、
宿の主人や隣の食堂の親父と毎晩マッカリを飲んで盛り上がったものだ。

その後、友人5人とやはり同じコースを辿ってソウルまで行った。
それからは、ツアーで行くことが多くなり、面白さは半減していく。
数年前に、上さんを誘って、今の時期に「NANTA」公演を見に行った。
このときは、個人旅行だったので、それなりに楽しむことができた。

ソウル市内は、年々地下鉄が充実してくるので、個人で歩く分には大変便利な街だ。
宿もツインを取れば、一人あたり3千円くらいで泊まることができる。
地下鉄は基本的に1,000ウォンなので非常に安い。
1週間くらいかけて韓国を回るのもいいだろう。
外国人向けの鉄道の安いチケットもあるらしいし。
韓国は今のウォン安が続けば結構魅力的な旅先なのだ。
コメント
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