ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム一人旅2014 -6-

2014年05月02日 | ベトナム2014
ダラット最初の朝食は、市場周辺に行ってみた。
あるある。狙い通りフォー屋さんがある。フォー・ボー(牛肉のフォー)の店だ。
30,000ドンでフォー・ボーが食べられる。安い。美味い。

一度宿に帰り、予約していたバイクが来ていたので、早速出かける。

この日の私の愛車

まず、ベトナムでもっとも美しい(?)と評判(?)のダラット駅に行く。
ここは日常的使用はされておらず、観光用の列車がほんの僅かな距離を走っているだけである。

駅待合室。ステンドグラスがある。

駅で休憩後、バスターミナルへ行く。
明後日のホーチミン行き寝台バスの予約のためだ。
最近やたらと拡張したバス会社のフーンチャンバスのカウンターでチケットを購入。
朝9時発のバスで、ホーチミンのデタム付近到着予定は8時間後の夕方5時。
230,000ドン支払ってバスターミナルを出る。

バイクはこちらの免許所を持っていないので、絶対事故は起こせない。
ベトナムの交通事情は、一度行った人なら皆知っているが、かなり怖い。
信号が少ないのと、バイクの量が半端じゃなく多いのと、割り込み普通の運転だからである。
ダラットの場合、9時以降になるとバイクの量もずいぶん少なくなって、
日本人には馴染みのないロータリーの運転にもそれほど気を遣わずにできる。
それでも車右側通行の社会では、それなりに気をつけないと危ない。

湖沿いまで帰って、しばらく休憩し、黄金の仏像を目指して走り始めたが、
走る途中、その御姿がチラッと途中に目に入ったものの、道がよく分からず30分ほど走って諦めた。
そのまま宿に帰りバイクを置いて昨日食べた市場のCOM屋に昼食に行く。
今日は豆腐の肉包みと魚の煮付け。豆腐の肉包みがこれまた絶品。やはり20,000ドン、100円なのだ。

COM屋のクオリティ恐るべし。

宿に帰ろうとすると、ポツリポツリと雨が落ちてきた。
ダラットの天気は、朝は抜けるような青空だが、午後は必ず雨が降る。
近くのカフェでコーヒーを飲んでいると、土砂降りになってきた。
そこにいた4人連れの家族の一番若い娘が、「日本人ですか?」と日本語で問いかけてきた。
「はい」と返事をすると、自分たちのテーブルを離れて私の前に座った。
話を聞くと、北九州の小倉に日本語留学していて、今休暇でフエの実家に里帰りし、ダラットまで家族で観光に来ているとのこと。
まだ拙い日本語だったが、半年にしては上々で、30分程話して別れた。

日本語留学生のMAIさん。頑張ってね。

宿に帰ったその後も天気は安定せず、バイクは返すことにした。
その旨フロントに話すと、じゃあ半日分の料金でいいと、60,000ドン払った。
ガソリン代は別で、これは借りてすぐスタンドで入れておいたが、あまり使わずに返すことになった。

なかなか雨が止まないので、部屋でゆっくりし、6時過ぎに夕食に出る。
昨日と同じ市場の道沿いの夜だけ食堂の別の店で、貝を2種類とビール2本。180,000ドン。高い。
たまの贅沢でいいか。

近くのLANGFARMの店先にある直営のカフェでコーヒーを飲んで帰る。
ダラット特産の苺も買って帰るが、品種改良がなされていないのか、甘みは少ない。

こんだけ入って40,000ドン、200円。

コーヒーに入れるようにコンデンスミルクで食べるといいのになぁ、と思いつつダラット2日目を終わる。
コメント
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