ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム一人旅2014 -7-

2014年05月03日 | ベトナム2014
ダラット2回目の朝。朝食は今日もフォーでは芸がない。
実はすぐ目の前にダラットの超人気ベーカリー、リエンホアがある。
店先で作った先から売れていくバインミーをゲット、
それにダラット牛乳を買って、中二階の踊り場的なところにあるテーブルで朝食。24,000ドン。

バインミーは美味い。
2階にはレストランがあって、ここは朝から客が多い。

バイクがないので、徒歩で散策に出る。
フリーの朝食で有名なドリームホテルのある界隈に行ってみる。
私の宿の近くにあるレイキーコーヒー店がドリームの近くにもある。
このコーヒー屋さんは、その場で豆をひいて袋詰めしてくれるのだが、
地元の人がひっきりなしに訪れる地元密着の店なのだ。

ブラブラと湖畔の方に足を伸ばす。休んでいる人たちもいるが、全体的に雰囲気はあまりよくない。
早々に切り上げて朝のティータイムに、昨日のカフェに入る。
アンティーチョークのお茶を頼んだが、ティーバッグだった。
独特の香りがあって、あまり好みではない味だったので、土産に買うのは中止。

生のアンティーチョーク。西洋料理に使われるらしい。

アンティーチョークはダラット名産の野菜で、料理にも使われるが、乾燥して茶として飲むことも多いようだ。
乾燥したものが大きな袋に入って売られている。

明日は移動なので、ダラット名産を少し買っておくかと、市場に行く。
苺のドライフルーツを買って次に向かうと、おおっ、SUP CUAが今日も営業している。

路上営業のSUP CUA屋。赤い椅子に座って食べる。
ポリスが来ると、そそくさと店をたたむ。いなくなるとまた出店するのだが・・・。

早速1杯頂く。多分茸と鶏肉だと思うのだが、これは何度食べても美味い。
本来SUP CUAは、蟹の身を入れたトロトロスープだが、10,000ドンで蟹肉はないだろう。

一度宿に帰り、レイキーのコーヒーを1㎏ほど土産に買う。
帰りにリエンホアで調理パンと飲むヨーグルトを買って、これを昼食にする。
コーヒーは200グラムパックに分けて詰めてもらったが、この密閉部分が甘く、破れてしまった。
持参のフリーザーパックに詰め直して少し荷物の整理をしておく。

7時前に外に出ると小雨模様だ。
遠くに行くのも面倒なので、リエンホアの2階で夕食を摂る。
メニューにSUP CUAがあったので注文した。
本物の蟹入りトロスープだが、市場のものの方が圧倒的に美味い。
他にクリスピー麺の野菜あんかけと333で80,000ドン。400円。安いっちゃ安いな。

帰りに路上の豆乳屋の客引きの声に釣られて、熱々の豆乳を飲む。7,000ドン。
熱々の豆乳が美味しいくらいにダラットの夜は冷えてきた。吐く息が白いのだ。
3泊でダラットは堪能した、かな。